先頭の DT はネスト時に常に独立し、その他すべては DT の 2 つ目の部分に保存されます。残りの DT は右から左に分類され、最後の DT の数値部分と識別子は識別可能なままとなります。
ボックスの内側にあるものと DT に明示的に入力されたものだけがネストされます。
コンポーネントをボックスの内側と外側のどちらに配置するかは、挿入ポイントに基づいて決定します。複数のボックスをネストでき、挿入ポイントもここでの決定要因となります。
挿入ポイントが最も近く、コンポーネントが配置されているボックスに必ずネストされます。この方法では、ランプ -H4 (上の図) にはフル ネーム -U4-H4 が付きます。-U3 の挿入ポイントは -U4 内にないため、このランプが -U3 にも含まれていることは考慮されません。ただし、ここでは明確な割り当ては実際には起こりえないため、この配置ではメッセージ管理でメッセージが作成されます。
これに対し、ランプ -H1 にはフル ネーム -U1-U2-H1 が付きます。-U2 の挿入ポイントは -U1 内にあるため、これは正確で明確です。
残りの DT は次のように成ります。
- -U1-H6
- -U3-H7
- -U4-H5
ボックス内のボックスもネスト可能です。このため、ボックス -U2 にはフル ネーム -U1-U2 が付きます。
デバイス タグの取得によってすべてのコンポーネント / 機能をネストでき、ボックスを使用してほぼすべてのコンポーネント / 機能をネストできます。次のような例外があります。
設定
ネストを無効にすると ([プロジェクト] > [プロパティ] > [構造] > [その他] メニュー アイテムのタブ [継承] を使用)、ボックス内に独自の DT 情報があるコンポーネントにだけ影響があります。このため、DT がないランプはボックス内にあるかぎり常にそのボックスに割り当てられたままとなります。したがってこの設定はボックスの外のコンポーネントには影響しません。
ネスト後、ボックス内の機能のすべての DT が再計算されます。
関連項目