ケーブル割り当てダイアグラムのフォームには、ケーブル データの入ったテーブルが含まれます。フォーム内で、接続の終点やシールドを含む使用されている標準ケーブルの詳細表示を描画できます。また、[次のフォームの挿入ポイント] を使用して部品集計表を挿入できます。この集計表は同じページにも後続ページにも配置できます。各標準ケーブルに新規フォームを作成して管理する必要があります。
ケーブル割り当てダイアグラムは、ダイナミック フォームでも作成できます。ケーブル タイプごとの個別レポートも作成できます。
注記:
ケーブル割り当てダイアグラムを生成する際には、同じケーブル割り当てダイアグラム フォームが設定されているすべてのケーブルが、1 つのレポート ブロックにまとめて出力されます。ソートはレポート ブロック内でのみ考慮されます。
次の図に、ケーブル割り当てダイアグラムの回路図バージョンのフォームと部品集計表のフォームを示します。部品集計表は[次のフォームの挿入ポイント] でレポートに挿入されます (赤で表示)。
フォーム |
レポート |
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ケーブル データや部品集計表を含むテーブルが 1 ページに収まらない場合、次のようなページが作成されます:
複数ページを必要とするメイン フォーム |
複数ページを必要とする次のフォーム |
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部品集計表が次のページに出力される場合、結果は次のようになります:
フォーム |
レポート |
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ケーブル データまたは部品集計表を含むテーブルがページに収まらなくなった場合、最初にすべてのケーブル割り当てダイアグラム ページが出力され、次にすべての部品集計表が出力されます。
ケーブル割り当てフォームのデータ
最初にグラフィカル表示されるケーブルのプロパティが、ケーブル割り当てページのヘッダー データとして出力されます。ケーブルは回路図での順序に従ってソートされます。未配置のケーブルは DT に従ってソートされ、最後に付け加えられます。個々のケーブルのケーブル データが次のように表形式で出力されます:
- ケーブル概要にも出力されるすべてのデータ (ケーブル DT、ソース、ターゲット、接続の数など)
- ケーブル部品 (製品サブグループ "部品ソース")
- ケーブル部品 (製品サブグループ "部品ターゲット")
- ケーブル部品 (その他すべての製品サブグループ)
部品集計表のデータ
部品集計表は次のフォームとして出力されます。ここではケーブル割り当てダイアグラムに出力されるすべてのケーブルの部品が、それぞれの合計数とともに出力されます。このため、"通常" の部品集計表のすべてのプレースホルダーが使用できます。
また、別のプレースホルダー [ケーブルの全長] もあります。これは、あるケーブル部品について、そのケーブル部品が入力され、レポート ブロックで考慮されるケーブルの長さを合計したものです。この場合、各ケーブルは 1 回だけ考慮されます。
長さはケーブル長さの既定の単位で出力されます。
システムでは、製品グループ "ケーブル" と製品サブグループ "未定義" が指定されているという事実によって、その部品がケーブル部品だということを認識します。
関連項目