[配置] タブ (エディター)

このタブにプレースホルダーテキストまたは特殊テキストで置換されるプロパティが表示され、あとで変更できます。

メインダイアログの要素の概要:

プロパティ:

このフィールドには現在プレースホルダー / 特殊テキストに割り当てられているプロパティが表示されます。[...] をクリックして [プレースホルダーテキスト - <フォームタイプ>] または [プロパティの選択] ダイアログを開き、必要に応じてプロパティを別の値に置き換えます。

書式設定 / 計算されたプロパティ:

このフィールドで各行の書式と計算を定義できます。[...] をクリックして、プロパティの書式設定や計算を定義する [書式: プロパティ] ダイアログを開きます。

アクション:

このフィールドには、アクションによって現在プレースホルダー / 特殊テキストに割り当てられているカスタマー固有の機能拡張が表示されます。[...] をクリックして [アクションの名前を入力] ダイアログを開き、必要に応じてアクションを別のアクションに置き換えます。

総和:

このドロップダウンリストから総和のタイプを選択します。この設定は、レポートページのプレースホルダーテキストには使用できないことに注意してください。

総和は次のエリアに使用できます:

総和	ヘッダー	データヘッダーエリア	データエリア	データフッターエリア	フッター / 自由に配置されたプレースホルダー / 静的フォーム
小計	利用不可	利用不可	利用不可	データヘッダーエリアからデータフッターエリアまでのプレースホルダーの合計	現在のページのプレースホルダーの合計
小計 + 繰り越し	利用不可	利用不可	利用不可	データヘッダーエリアからデータフッターエリアまでのプレースホルダーの合計に前のデータフッターエリアの計算の繰り越しを足したもの	現在のページのプレースホルダーの合計に前のデータフッターエリアの計算の繰り越しを足したもの
繰り越し	前のページの計算結果を繰り越す	前のデータフッターエリアの計算結果を繰り越す	利用不可	前のデータフッターエリアの計算結果を繰り越す	前のページの計算結果を繰り越す
合計	レポート全体のプレースホルダーの合計	利用不可	利用不可	レポート全体のプレースホルダーの合計	レポート全体のプレースホルダーの合計

[総和] プロパティの付いたプレースホルダーテキストが設定できないエリアに配置された場合 (設定 "小計" をヘッダーエリアに配置するなど)、フォームを閉じたときに対応するメッセージが表示され、プレースホルダーが設定 "合計しない" にリセットされます。

プロパティを 1 行にまとめる:

このチェックボックスを使用して、複数のオブジェクトを結合して 1 行にします。たとえば、[直線結合基準] フォームプロパティが有効になっており、同一のデータを結合して 1 行にするプロパティが定義されている場合などに使用します。

チェックボックスがオンの場合、1 行に結合されたオブジェクトのプロパティ値が合計されます。[総和] フィールドのいずれかのオプションと組み合わせることで、結合した行の合計が出力されます。

注記:

データエリアで、複数のプロパティを 1 つの行に合計する場合、小計が正確に出力されるためには、対応するプレースホルダーテキストで [プロパティを 1 行にまとめる] チェックボックスもオンになっている必要があります。
フォームで定義されている合計 ([総和] フィールドの "合計" エントリ) がレポートの末尾に最終的な合計として出力されます。ただし、現在の合計を各ページの末尾に表示する場合、フッターエリアで "小計 + 繰り越し" エントリを選択する必要があります。

同一テキストを置き換え:

このチェックボックスがオンになっているとき、上下に並べて配置されているテキストが同一の場合には、プレースホルダーテキストのテキストが設定 ([設定] > [プロジェクト] > [＜プロジェクト名＞] > [レポート] > [表示 / 出力]) の文字列で置換されます。既定では、ここに "=" が指定されます。この設定オプションは、目次には適用されないことに注意してください。

機能テキストのプレースホルダーテキストの場合、[レポート: 同一機能テキストを置き換え] (メニューアイテム [オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [＜プロジェクト名＞] > [管理] > [互換性]) の設定がこの設定よりも優先されます。

すべての接続を表示する:

このチェックボックスは、"端子ダイアグラム" タイプまたは "プラグダイアグラム" タイプのフォームのケーブル接続プロパティの出力のプレースホルダーテキストが [ケーブルチャートデータエリア ...] である場合にのみ使用できます。

チェックボックスがオンの場合、端子ダイアグラムまたはプラグダイアグラムのケーブルチャートのデータエリアには個別接続も表示されます。これらの個別接続のうち、接続定義ポイントまたは電位定義ポイントを介して定義されたもののみが考慮されます。

チェックボックスがオフの場合、ケーブルチャートのデータエリアにはヘッダーにリストされたケーブルのケーブル接続のみが表示されます。