グラフィカル要素の描画時やシンボルの挿入時に、始点と終点または挿入ポイントの座標を入力できます。これには、絶対座標入力または相対座標入力を使用できます。
座標入力を使用して始点と終点を指定することも、始点を手動で指定してから終点にだけ座標入力を使用することもできます。座標入力と入力ボックスを使用した入力を組み合わせることもできます。ただし、入力ボックスでは、対応するプロジェクト ページの座標系とは関係なく、グラフィカル座標系が必ず使用されます。
ここでは直線を例に挙げて入力の説明をしますが、同じ方法でポリライン、長方形、円なども描画できます。
シンボルを挿入する場合、座標入力は挿入ポイントにのみ必要です。
必須条件:
絶対座標の入力
- メニュー アイテムの [挿入] > [グラフィックス] > [ライン] を選択します。
- メニュー アイテムの [オプション] > [座標入力] を選択します。
- [座標入力] ダイアログで、現在のカーソル位置が表示されます。始点の座標を入力します。
- [OK] をクリックします。
指定した座標値にカーソルが配置されます。 - メニュー アイテムの [オプション] > [座標入力] を再び選択します。
- [座標入力] ダイアログに終点の座標を入力します。
- [OK] をクリックします。
指定したポイントまで直線が描画されます。
相対座標を入力
- メニュー アイテムの [挿入] > [グラフィックス] > [ライン] を選択します。
- 始点を手動で指定し、Enter キーを押します。または、絶対座標入力を使用して始点を決めます ([オプション] > [座標入力])。
- メニュー アイテムの [オプション] > [相対座標入力] を選択します。
- [相対座標入力] ダイアログで、終点の位置を指定できます。ここでは 2 つの方法があり、[距離] フィールドに、始点の座標からの終点のオフセット距離を X 方向と Y 方向の座標で入力するか、直線の角度と長さを指定できます(長方形の場合、長方形の対角線の長さを入力します)。
- [OK] をクリックします。
指定したポイントまで直線が描画されます。
注記:
グラフィカル ページで相対座標入力を使用してポイント間の相対距離を mm で指定した場合、グリッドが有効であれば、ミリメートルで入力した位置ではなく、おおよそ一致するグリッド上の位置に配置されます。
関連項目