プロジェクト グループを使用することにより、複数のプロジェクトを同時に操作できるため、作業が効率化されます。プロジェクトを特定のプロジェクト グループに割り当てることにより、プロジェクト データ ナビゲーターでそのプロジェクトが色付きの枠で囲んで表示され、区別されるように指定できます。さらに、特定のプロジェクト グループのプロジェクトに対して、セカンド ページ ナビゲーターなどのその他のナビゲーターが表示されるように設定することもできます。
利点:
プロジェクト グループは、複数のプロジェクトを同時に操作するときに便利です。複数のプロジェクト (回路図プロジェクト、マクロ プロジェクト、特定のカスタマーのプロジェクトなど) とそのデータを、ナビゲーターの色に基づいて簡単に区別できます。追加のナビゲーターは、たとえば 1 つのプロジェクトの特定のプロジェクト データ (ページ、デバイスなど) を複数の異なる方法でフィルターして個別のビューに表示するために使用できます。
プロジェクト グループの定義
新しい [設定: プロジェクト グループ (定義)] (メニュー パス: [オプション] > [設定] > [ユーザー] > [表示] > [プロジェクト グループ (定義)]) というユーザー固有の設定ダイアログで、プロジェクト グループごとに異なる設定を行うことができます。
事前に定義されている "回路図プロジェクト" および "マクロ プロジェクト" の 2 つのプロジェクト グループに加えて、最大 3 つのプロジェクト グループを作成でき、また [プロジェクト グループ] テーブルで事前設定の色を変更することもできます。設定されている色がナビゲーターで表示されるようにするには、プロジェクト グループごとに [色の有効化] 列のチェック ボックスをオンにする必要があります。
プロジェクト グループの割り当てを介してプロジェクトの色が有効になっていると、ここで設定されている色がプロジェクト データ ナビゲーター内のプロジェクトの色付きエッジとして使用されます。また、プロジェクトに対してページ / レイアウト スペースなどが開かれている場合、この色がタブの色付けのために使用されます。
追加のナビゲーター
この設定ダイアログの [追加のナビゲーター] テーブルでは、最大 10 個の追加のナビゲーターを指定できます。これらのナビゲーターの表示と非表示は、メニュー パス [プロジェクト データ] > [追加のナビゲーター] > […] で指定されている順序に従って切り替えることができます。
プロジェクト グループの割り当て
新しい [設定: プロジェクト グループ (割り当て)] ダイアログの [プロジェクト グループの割り当て] 設定は、プロジェクトに必要なプロジェクト グループを割り当てるために使用できます (メニュー パス: [オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [表示] > [プロジェクト グループ (割り当て)])。
ドロップダウン リストから目的のプロジェクト グループを選択します。使用できる 5 つのプロジェクト グループのうち、2 つは事前に定義されています ("プロジェクト グループ 1: 回路図プロジェクト"、"プロジェクト グループ 2: マクロ プロジェクト")。これらのプロジェクト グループの名前は変更できません。
次の図は、提供されている 2 つのプロジェクトの例にプロジェクト グループ "回路図プロジェクト" および "マクロ プロジェクト" が割り当てられていることを示しています。両方のプロジェクト グループに対して既定の色が有効になっており、ページ ナビゲーターが回路図プロジェクトの追加のナビゲーターとして開かれています。
関連項目