このバージョンでは、PLC エリアで、ダイアログ内のエントリ フィールドの名称と関連プロパティの名称が統一されました。
利点:
名前変更により、フィールド名称と関連プロパティの関係がわかりやすくなりました。これにより、たとえば、プロパティ ダイアログでの必要なプロパティの選択やレポートの表示が簡単になります。
これらの統一に伴い、対応するエラー チェックの名前が変更されました。
論理ネットワーク / 物理ネットワーク
これまでは、論理ネットワークの名前はバス ポートのプロパティ ダイアログの [バス マスター / バス カプラー] フィールドで指定し、物理ネットワークの名前は [バンドル / ネットワーク ID] フィールドで指定していました。関連プロパティの名前はフィールド説明と異なりました。
論理ネットワークと物理ネットワークのプロパティが標準化され、"論理ネットワーク" および "物理ネットワーク" というプレフィックスによって区別されるようになりました。これにより、プロパティはプロパティ テーブルに縦にグループ化されて表示されます。プロパティの意味が明確になりました。
古い名称 (フィールド) |
古い名称 (プロパティ) |
新しい名称 (フィールドとプロパティ) |
---|---|---|
マスター ID |
マスター |
論理ネットワーク: バス ポートはマスター |
バス マスター / バス カプラー |
マスター: 名前 |
論理ネットワーク: 名前 |
バス マスター / バス カプラー (間接) |
マスター (間接) |
論理ネットワーク: 名前 (間接) |
バンドル / ネットワーク ID |
バンドル / ネットワーク ID |
物理ネットワーク: 名前 |
バンドル / ネットワーク ID (間接) |
バンドル / ネットワーク ID (間接) |
物理ネットワーク: 名前 (間接) |
ポジション / バス ID |
ポジション / バス ID |
物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 |
ポジション / バス ID 2 |
ポジション / バス ID 2 |
物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 2 |
ポジション / バス ID (間接) |
ポジション / バス ID (間接) |
物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 (間接) |
ポジション / バス ID 2 (間接) |
ポジション / バス ID 2 (間接) |
物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 2 (間接) |
デバイス説明
他のファイルも GSD ファイルとして使用可能であるため、GSD ファイル名のエントリ用プロパティの名前が一般的な用語 "デバイス説明" に変更されました。
古い名称 |
新規名称 |
---|---|
GSD ファイル名 |
デバイス説明: ファイル名 |
GSD ファイル内のインデックス |
デバイス説明: ファイル内のインデックス |
バス インターフェイス
バス インターフェイスを参照するプロパティの名前が変更され、"バス インターフェイス" というプレフィックスが割り当てられました。これにより、プロパティはプロパティ テーブルに縦にグループ化されて表示されます。バス インターフェイスのデータが格納されるバス ポートを、インターフェイス マスターではなくメイン バス ポートと呼ぶようになりました。
古い名称 |
新規名称 |
---|---|
バス インターフェイス名 |
バス インターフェイス: 名前 |
バス インターフェイス名 (間接) |
バス インターフェイス: 名前 (間接) |
バス ポートはインターフェイス マスター |
バス インターフェイス: メイン バス ポート |
バス ポートはインターフェイス マスター (間接) |
バス インターフェイス: メイン バス ポート (間接) |
関連項目