[ページ - <プロジェクト名>] ナビゲーター ダイアログで、フィールドに基づく既定のフィルターまたは[詳細選択] から、ページ フィルターを定義できます。これにより、多くの表示ページをまとめて大きなプロジェクトにすることができます。
既定のフィルターでページ フィルターを指定する
フィールドに基づくフィルターが多くのダイアログで使用できます。これはフィルターの操作を行うときに EPLAN で使用される既定の技術です。フィルター条件として、さまざまなページ プロパティを使用できます。
- ページ ナビゲーターで [フィルター] ドロップダウン リストの横の [...] をクリックします。
- [フィルター] ダイアログで、ツール バーを使用してスキームを選択するか新しいユーザー定義スキームを作成します。
- フィルター条件のツール バーで ([新規]) をクリックします。
- [条件の選択] ダイアログで、フィルター条件として使用するプロパティを選択するか、OR エントリを選択して OR 演算を指定します。
- [OK] をクリックします。
- [フィルター] ダイアログで、選択したページ プロパティに必要な値を入力してフィルター条件を設定します。プレースホルダー ("*"、"?" など) を使用できます。フィルター条件は個別にも、互いに組み合わせても使用できます。複数の行は AND で組み合わされます。OR 行を入力すると OR の組み合わせが設定できます。
- [OK] をクリックします。
詳細選択でページ フィルターを指定する
[詳細選択] を使用すると、3 つのフィルターを組み合わせて使用できます。
- 使用可能なページの表示を制限するプレフィルター。プレフィルターは特定の条件に一致するページの事前選択に使用されます。
- マーカー テキストごとに任意のページを組み合わせる手動フィルター。
- プレフィルターや手動フィルターによって選択されたページに影響するポストフィルター。ポストフィルターにより、特定の条件に一致するページを事前選択から除去できます。
フィルターは自動的にスキームに保存され、"選択_<プロジェクト名>" という名前が付きます。これらのフィルターは [フィルター] ダイアログでその他のフィルター条件と同様に修正または削除できます。ページを再度選択した場合、フィルターは現在の設定で上書きされます。
必須条件:
[ページ - <プロジェクト名>] ナビゲーター ダイアログを開いて、プロジェクトを (少なくとも) 1 つ開いていること。
- [詳細選択] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
[ページの選択] ダイアログが開きます。
プレフィルターの設定
プレフィルターは手動フィルターを補佐します。特定の構造識別子やプロパティでのページの事前選択が定義されます。
- [ページの選択] ダイアログで、[選択可能なページ] フィールドの下の [...] をクリックします。
- [ページ] ダイアログで、ユーザー定義のスキームを選択または作成します。
- フィルター条件のツール バーで ([新規]) をクリックします。2 つのテーブルで、構造識別子またはページ プロパティのフィルター条件を指定できます。
- [条件の選択] ダイアログで、フィルター条件として使用するプロパティを選択するか、OR エントリを選択して OR 演算を指定します。
- [OK] をクリックします。
- [フィルター: ページ] ダイアログで、選択したページ プロパティに必要な値を入力してフィルター条件を設定します。プレースホルダー ("*"、"?" など) を使用できます。フィルター条件は個別にも、互いに組み合わせても使用できます。複数の行は AND で組み合わされます。OR 行を入力すると OR の組み合わせが設定できます。
- [OK] をクリックします。
[ページの選択] ダイアログに戻ると、事前選択が自動的に [フィルターされたページ] フィールドに移動されます。
[日付] プレフィルター
日付フィールドでは次のような拡張エントリが分析できます:
- 指定した日よりも古い日付エントリを含むすべてのページ。
- 指定した日よりも新しい日付エントリを含むすべてのページ。
- 指定した期間内にあるすべてのページ。
ヒント:
プレフィルターを変更する場合、はじめに [フィルターされたページ] フィールドのすべてのページを [選択可能なページ] フィールドに移動して、元の状態に戻します。プレフィルターは、[選択可能なページ] フィールドに表示されたページにのみ作用します。
手動フィルターの設定
手動フィルターにより、共通のプロパティを持たない任意の数のページを組み合わせて 1 つのフィルターにできます。2 つのツリー ビューにフィルターで選択されているページが表示されます。両側に複数のプロジェクトを表示できます。
- [ページの選択] ダイアログで、[選択可能なページ] フィールドから任意のページを選択します。
構造識別子を選択した場合は、サブページもすべて選択されます。 - 矢印ボタンを使用して、選択したページを右側に移動します。
選択したページが [フィルターされたページ] フィールドに表示され、[選択可能なページ] フィールドから除去されます。
ポストフィルターの設定
ポストフィルターにより、[フィルターされたページ] フィールドに表示されたページにフィルター条件を追加できます。これにより、特定の構造識別子やプロパティを持つページを選択から除去できます。
必須条件:
[ページの選択] ダイアログで [フィルターされたページ] フィールドに表示されたページを選択していること。
- [フィルターされたページ] フィールドの下の [...] をクリックします。
- [ページ] ダイアログで、ユーザー定義のスキームを選択または作成します。
- ツリーでポストフィルターとして使用するフィルター条件を指定します。使用できるオプションは、「プレフィルターの設定」セクションで説明したものと同じです。
- [OK] をクリックします。
[ページの選択] ダイアログで、ポストフィルター条件に一致したページが [フィルターされたページ] フィールドから除去されます。
プロジェクト ESS_Sample_Project を開いていること。[ページの選択] ダイアログで、条件 "上位階層機能 = KF1" をプレフィルターとして定義します。上位階層機能 "KF1" の下のすべてのページが [フィルターされたページ] フィールドに表示され、[選択可能なページ] フィールドから除去されます。
手動フィルターも定義できるようになりました。これには、[選択可能なページ] フィールドで上位階層機能 "S01" の下の実装位置 "C2" を選択して、矢印ボタンを使用して [フィルターされたページ] フィールドに移動します。
"実装位置 = A2" という条件をポストフィルターとして定義します。対応するページが [フィルターされたページ] フィールドに再移動します。
[OK] をクリックして、[ページの選択] ダイアログを閉じます。設定されたフィルターが自動的に有効になり、ページ ナビゲーターにフィルターと一致するページのみが表示されます。この例では、構造識別子が "=KF1" のすべてのページのうち構造識別子が "=KF1+A2" 以外のものと、構造識別子が "=S01+C2" のページが表示されます。
関連項目