この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

ページ プロパティ

ページ ナビゲーターとグラフィカル エディターに、選択したページまたは現在開いているページのプロパティを表示できます。最も重要なページ プロパティは次のとおりです:

ページ名

ページ名には区切り文字やサブページの識別子を含む完全名が含まれますが、構造識別子は含まれません。ページ名は数字と文字を任意に組み合わせて作成できます。フル ページ名は常にすべてのダイアログに表示されます。

ページ名に加えて、数字と文字で構成される [サブページ] も定義できます。これは、変更により既存の計画またはリストにページを付け加える必要がある場合に特に便利です。サブページは常にピリオドでメイン ページと区別されます。複数のピリオドがある場合、最も左のピリオドが区切り文字です。サブページには 4 つの特性があります。

ページ (完全)

フル ページ名にはプロジェクト構造に応じてページ名とすべての構造識別子 (識別および説明) が含まれます。

ページ名 (識別)

識別ページ名にはプロジェクト構造に応じてページ名と識別の構造識別子が含まれます。

ページ タイプ

EPLAN には多種多様なページ タイプがあります。これらのページタイプのコンテンツは、たとえば、回路図情報や回路図そのものの出力に必要な書式などです。

ページ説明

ページ説明は各ページに定義できます (例: "ポンプ 1 主回路"、"コンベアー 3 制御回路" など)。ページ説明は (多言語の) 特殊テキストであり、改行を含む場合もあります。さまざまな領域で使用され、印刷が可能です。

プロジェクト設定 [サブページ文字]

新しいページを作成する際に、ここでサブページを識別する文字を定義できます。
次のオプションを使用できます:

サブページの数

サブページがありません

1 2 3 4 5 A B C 11 12 AA BB

小文字

1 1.a 1.b 1.c 2 2.a 2.b A.a A.b 100.c 100.d 100.e

大文字

1 1.A 1.B 1.C 2 2.A 2.B A.A A.B 100.C 100.D 100.E

数字

1 1.1 1.2 1.3 2

既定値は [小文字] です。既存のプロジェクトでこの設定を変更しても、ページの並び順は変わりません。したがって、クロスリファレンスに関する論理なども変わりません。

プロジェクト設定 [ページ名の最小の長さ]

これにより、ページ名の表示を変更できます。このエントリを使用して、レポートにおけるページ名の書式設定を定義します。ここに入力した数字の数だけ、先行のゼロがページ名に埋め込まれます。"0" を入力すると、先行のゼロは生成されません。これは既定値です。

注記:

ゼロ以外の数字を設定したあとにページ名に手動で先行のゼロを追加した場合、手入力のエントリは抑制されます。

補足フィールド: シート番号

シート番号はページ名の補足プロパティです。ページごとに 1 つだけ作成され、常に同じ構造識別子を持ちます。シート番号は数字と文字を任意に組み合わせて作成できます。リスト ビューに表示できます。

開始番号を入力して、レポートでプロパティが自動的に割り当てられるようにする必要があります。レポート タイプが同じ後続のレポート ページのページ番号は、この開始番号から増分されます。

注記:

[補足フィールド: シート番号] は手動にも自動にも定義できるので、ページ番号の抜けや重複が起こる場合があります。ページの連続番号を、たとえばページのプロパティ、グラフィカル エディター、またはレポート ページで表示するには、ページ プロパティの [連番ページ番号] (ID 25020) を使用します。このプロパティは、エディターで特殊テキストとして挿入できます。

スケール

タイプにかかわらず、寸法定義を各ページに追加できます。これは、寸法を使用したり、挿入時にグラフィカル マクロを正しく拡大縮小したりする際には必須です。

グリッド

ページを作成する際には、標準グリッド精度が自動的に入力されます。フィールドは "単位付き入力フィールド" です。これらの既定はドロップダウン リストで変更でき、既定の値と選択可能な標準グリッドが設定できます。標準では既定値は論理ページでは "4 mm"、グラフィカル ページでは "1 mm" です。

ページの向き / 用紙 書式

このプロパティは割り当てられた図枠から定義され、図枠からのみ表示できます。標準の用紙サイズ (長さおよび幅) は領域によって異なります。EPLAN では、ユーザー定義の用紙書式も使用できます。
用紙書式はそのあとに新しい図枠を割り当てることで変更できます。書式を大から小へ変更した場合 (DIN A2 から DIN A4 など)、回路図、グラフィックス、またはフォーム部品が表示可能領域の外にはみ出す場合があります。これは手動で修正する必要があります。

図枠

図枠はすべてのページ タイプで表示できます。ページで使用する図枠はプロジェクト設定とページ プロパティで定義できます。ページ設定はプロジェクト設定を上書きします。図枠をページ プロパティとして定義した場合、図枠はプロジェクトに保存されます。

フォーム

フォームはすべてのページ タイプで表示できます。フォーム名はページ プロパティに保存され、プロジェクトに保存されます。フォームは (プレビューおよび説明テキストが表示された) ファイル選択ダイアログを使用して入力するか、手動で入力できます。

自動変更日

ページが最後に編集された日付が自動的に各ページに保存されます。このプロパティは手動で変更できません。[自動変更日] フィールドは、グラフィカル エディターやページ プロパティで変更を行うごとに、またはレポート ページの作成および更新により自動的に更新されます。

最後の編集者

ページを編集した最後のユーザーが自動的に保存されます。このプロパティは手動で変更できません。

手動変更日

各ページに日付を手入力できます。日付の表示は、プロジェクト設定 ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [表示] > [日付 / 時間 / 数値]) で設定できます。

プロパティごとのページ数 / ページ名

メニュー アイテム[ページ] > [プロパティごとのページ数 / ページ名] を使用して、特定のプロパティの値が同じであるページの番号と名前を特定します。さらに、このプロパティに同じ値を持つ、現在のページを含めたページの数が特定されます。

比較条件として使用するプロパティは、プロジェクト設定の [プロパティごとのページ数] / [プロパティごとのページ名] 設定で定義されます。結果は [プロパティごとのページ数][プロパティごとのページ名]、および [プロパティごとのページ連番] の各ページ プロパティに書き込まれます。

関連項目