リンクを使用して、事前計画内の別のセグメント (たとえば、PCT ループ、PCT ループ機能など) との依存関係を定義し、これらをプロジェクトや回路図に表示したり、レポートへ出力したりすることができます。
リンクおよびリンク先セグメントの編集
リンクで行った操作は、リンク先セグメントを対象に実行されます。たとえば、ポップアップ メニュー アイテムの [プロパティ] を使用すると、リンク先セグメントのプロパティ ダイアログが開きます。次の点にも注意してください。
- リンク以下には、他のオブジェクト (セグメントまたはリンク) を挿入できません。
- リンクを削除する場合はリンクのみが削除され、リンク先セグメントは削除されません。セグメントを削除する場合は、関連リンクも削除されます。
- 事前計画ナビゲーターでリンクからリンク先セグメントに (またはその逆に) 移動するには、選択したリンクでポップアップ メニュー アイテムの [移動 (クロスリファレンス)] を選択します。
- リンク自体はコピーできません。リンクを含めてセグメントをコピーする場合は、セグメントだけでなく、リンクが配置される構造もマークする必要があります。この方法を使用すると、たとえば、リンクを含むセグメントを別のプロジェクトに挿入できます。
- リンクは、事前計画マクロを作成および挿入する際に考慮されます。リンクを事前計画マクロに保存する場合は、コピーの場合と同じ要件が適用されます。
リンク先セグメントの表示
セグメントのプロパティ ダイアログで、インデックス付きプロパティの [リンク先セグメント: 名前 [1-10]] (ID 44063) を使用して、特定のセグメントにリンクされているセグメントを、そのセグメントに表示できます。リンク先セグメントの完全な名称が値として表示されます。
プロパティ配置の対応する設定で、回路図の配置済みセグメントにもこの情報が表示されます。
レポートでの考慮事項
対応するプレースホルダー テキストを事前計画フォームに配置することによって、リンクおよびリンクが作成されたセグメントを事前計画レポートに出力できます。
事前計画レポートのフォームには [プレースホルダー テキスト - <フォーム タイプ>] ダイアログの次の要素を使用できます。
- [リンク先セグメント]:
この要素を使用して、特定のセグメント以下にリンクとして挿入されているすべてのセグメントを一覧表示できます。リンクを通して、このセグメントにリンクされている他のセグメントを確認できます。 - [上位セグメントにリンク]:
この要素を使用して、特定のセグメント以下にリンクとして挿入されているすべてのセグメントを一覧表示できます。これにより、セグメントがどの構造にリンクとして保存されているかをレポートに表示できます。
関連項目