"代替識別子" を使用したプロジェクト プロパティの比較では、オブジェクトはその内部オブジェクト ID ではなく候補キー (特定の識別プロパティ) によって識別されます。自動生成されたプロジェクトでは内部オブジェクト ID は毎回再割り当てされるため、これが便利です。
候補キーとは、あるオブジェクトを一意に識別する最小限のプロパティのことです。これらの識別プロパティは EPLAN によって事前に設定されています。
比較対象として選択されているプロジェクトで、比較する 2 つのオブジェクトは次のように検出されます:
- 最初に、ページが対応付けられます。フル ページ名とページ タイプを基に識別されます。
- 最初に、対応付けられているページでオブジェクトが検索されます。
- 識別名が同じオブジェクトどうしが対応付けられます(接続の場合、ソースとターゲットの識別名が一致する必要があります)。
- オブジェクト タイプに応じて、必須のプロパティが比較されます。
- 対応付けが一意でない場合、任意のプロパティが比較されます。
- 最後に、ページ上のグラフィカルな位置に基づいてオブジェクトの対応付けが試みられます。
- 比較するオブジェクトに対応するオブジェクトが見つからない場合、比較用に "追加済み" のマークが付きます。
必須のプロパティと任意のプロパティ
各オブジェクト タイプには、次のような必須または任意の識別プロパティがあります:
機能
必須:
- 表示タイプ (ID 20121)
- 機能定義 (ID 20188)
- 接続ポイント名称 (すべて) (ID 20038)
- 追加識別名要素 (ID 20032)
- 複数の端子用の追加識別名要素 (内部プロパティ、ID 20233)
3D 部品配置
必須:
中継ポイント
必須:
- 表示タイプ (ID 20121)
任意:
- ページ名 (ID 19022)
接続
必須:
任意:
- ソース: ターゲット番号 (ID 31023)
- ターゲット: ターゲット番号 (ID 31024)
- ページ名 (ID 19022)
電位
必須:
- 電位名 (ID 33000)
関連項目