EPLAN では、スクリプトを実行することができます。スクリプトとは、EPLAN 内の C# または Visual Basic.Net プログラミング言語で記述された実行可能形式の小さなプログラム コードです。これらは常にソース コード ファイル内に存在します (ファイル拡張子は *.cs または *.vb)。EPLAN では、EPLAN API のライセンスがなくてもこれらのスクリプトが API インターフェイスにアクセスします。
スクリプトを起動すると、システムにロードされ、コンパイルおよび実行されます。次のスクリプトが使用できます。
- 関数が 1 回だけ実行され、メニュー アイテム [実行] で開始できる "単純" なスクリプト。
- 独自のアクションやメニュー アイテムを作成するその他のスクリプトは登録されてより長い間 EPLAN に存在し、メニュー アイテム [ロード] で実行されます。この種類のスクリプトを非有効化するには、メニュー アイテム [アンロード] を選択します。
EPLAN におけるスクリプトには、次のオプションがあります。
- スクリプトを使用して、関数を 1 回だけ実行できます。
- スクリプトはコマンド ラインからも起動できます。これにより、スクリプトにより多くのパラメーターを追加することもできます。
- スクリプトを使用して、自動化された EPLAN アクションを実行できます。
- スクリプトを使用して、設定を読み出すまたは変更することができます。
- スクリプトを使用して、EPLAN に新規アクションを追加することもできます。新規アクションは EPLAN のメニュー アイテムとして、またはツール バーのボタンとして統合できます。
- 特定の EPLAN イベントに反応するようにスクリプトを記述することもできます。スクリプトはプログラムの起動および終了にも対応させることができます。
[自動処理] 機能 ([ユーティリティ] の下) もスクリプトを使用します。ここでは利用可能ないくつかのスクリプトを使用して、プロジェクト編集の個別の領域 (データのバックアップ、印刷など) での活動を自動化できます。
注記:
- スクリプトでは、Microsoft.Net アセンブリのすべてのクラス、System、System.XML、System.Drawing、System.Windows.Forms と、EPLAN API アセンブリ Eplan.EplApi.Base および Eplan.EplApi.ApplicationFramework を使用できます。
- スクリプトでその他のアセンブリを参照することはできません (.Net Framework、EPLAN またはその他のプロバイダー)。
関連項目