大規模プロジェクトは、複数の編集者から成るチームによって編集されることがよくあります。このような場合、EPLAN プラットフォームでプロジェクトをいわゆる "定義済み作業セクション" に分割できます。これにより、大きなプロジェクトの表示がわかりやすくなり、編集速度が向上します。ただし、こうした措置は、チームが社内の人員によってのみ構成され、強力なネットワークが利用可能な場合にのみ効果的です。
大規模プロジェクトの編集に、会社のネットワークへのアクセス権がない社外の人員を利用する場合や、ネットワークに接続しないで編集を実行する場合、[サブプロジェクト] 機能を使用して、これらのプロジェクトをサブプロジェクトに分割できます。分割後、作成されたサブプロジェクトは、さらなる編集のため、バックアップによってローカル ワークステーションに保存したり、外部の編集者に送信したりすることができます。
次の操作を行えます。
- 排他的に開いたプロジェクトでのみ使用可能な [サブプロジェクト] ダイアログに、そのプロジェクトで指定されているすべての定義済み作業セクションが一覧表示されます。各定義済み作業セクションは使用可能なサブプロジェクトを表します。
- サブプロジェクトの作成と待避によって、大規模プロジェクトを分割し、(EPLAN プログラム バリアントがインストールされている) 外部の人員でも編集可能になります。
- サブプロジェクトをローカル データ メディアに待避することで、元のプロジェクトへの常時ネットワーク接続が不可能な場合でも、プロジェクトの定義した部分を編集できます。
関連項目