デバイス リストにより、デバイスの事前計画ができます。このリストで、部品番号を入力して、入力した使用可能な部品の数量と、プロジェクトで実際に構築された部品を比較できます。これを行うには、部品管理からデバイス リストに部品を転送します。部品はリストに何度も表示される場合があります。デバイス説明などの説明を追加して、デバイス リストを構造化できます。
デバイス リストは回路図と独立して存在しますが、プロジェクトに属しています。デバイス リストの部品番号は、プロジェクトの部品表には考慮されません。デバイス リストの目的は、プロジェクトに構築された部品を監視することで、プロジェクトの部品を定義することではありません。プロジェクトの部品は [部品表 - <プロジェクト名>] で管理されます。
デバイスは、デバイス リストから回路図に配置できます。さらに、リストのエクスポート機能およびインポート機能により簡単にデータ交換を行うことができます。
モジュール部品およびアセンブリ
モジュール部品、つまり、モジュール内で使用される部品は、デバイス リストでは考慮されません。モジュールそのものを実際に説明する部品のみがデバイス リストに表示されます。
アセンブリの内訳をデバイス リストに表示できます。デバイス リストでは元のアセンブリとの関係は失われ、視覚的に表示することはできません。
部品選択の場合、既定の設定 ([プロジェクト データ] > [部品 / デバイス] > [部品表ナビゲーター] > [ポップアップ メニュー] > [設定]) に従ってアセンブリの内訳が表示されます。配置すると、アセンブリの内訳は表示されません。
プロジェクトのチェック
負のリザーブが表示されたデバイス リストのすべての部品エントリは、プロジェクトのチェックで個別に実行されます。プロジェクトに存在するけれどもリストにない部品は、プロジェクトのチェックに含まれません。
プレビュー付き同期
デバイス リストと部品選択のグラフィカル プレビュー ([ビュー] > [グラフィカル プレビュー]) には、適切な部品に割り当てられており、これから配置されるシンボルまたはマクロが表示されます。
注記:
- デバイス リストは実際の部品ではなく、部品の監視のためのエントリであるため、部品の同期中には考慮されません。
- プロジェクトの圧縮の際にもデバイス リストは考慮されません。
関連項目