[設定: 表示 / 出力] ダイアログ

このダイアログでは、レポートページの表示および出力の設定を指定できます。

メインダイアログの要素の概要:

同一テキストを置き換え:

レポートの表示中に、機能テキストなどの同一のテキストが繰り返し出力されることがあります。レポートページ上で、そのような同一テキストを置換文字に置き換えることができます。ここでこの置換文字を指定します。

プレースホルダーテキストを挿入または編集してフォームエディターのフォームを編集する場合、置換対象のテキストをレポートに指定します。このため、[配置] タブにはプレースホルダーテキストのための [同一テキストを置き換え] チェックボックスが用意されています。このチェックボックスをオンにすると、上下に並べて配置されている重複した機能テキストが、ここで指定される置換文字によって置き換えられます。

例:

置換文字として、繰り返し文字 " を指定します。

メイン機能	配置
モーター	=AP+0/1.2
"	=AP+ST1/2.15
発電機	=AP+0/1.1
"	=AP+ST1/2.12

変数値を置き換え:

この機能は、"部品集計表" レポートに適用されます。プレースホルダーオブジェクトと機能をリンクさせると、プレースホルダーオブジェクトで複数の値セットを管理し、現在の値セットを機能に割り当てることができます。機能をレポートする際、現在割り当てられている値セットの値が既定で出力されます。これにより、このタイプの機能をレポートする際に、現在割り当てられている値セットの値を固定テキストと置き換えることができます。これには、部品集計表フォームの [変数値をテキストで置き換え] フォームプロパティがオンになっている必要があります。また、ポップアップメニューを使用してマルチラインテキストを入力したり、テキストを手動で翻訳したりすることもできます。

ヒント:

[変数値をテキストで置き換え] フォームプロパティをオンにするのは、本当に必要な場合だけにすることをお勧めします。このフォームプロパティをオンにすると、プログラムはすべてのプレースホルダーテキストを検索します。プロジェクトの大きさによっては時間がかかることがあります。

出力グループに対する開始ページのオフセット:

このフィールドには、2 番目以降の出力グループで、開始ページ名が開始される数字を入力します。これにより、1 つの出力グループのすべてのレポートが連続して並べられるように、レポート間のスペースが保持されます。

この設定は数値のページ名のみに使用できます。また、[識別子ブロックに出力グループを設定] フィールドのエントリは "いいえ" に設定する必要があります。

識別子ブロックに出力グループを設定:

このドロップダウンリストを使用すると、レポートの開始ページ仕様におけるどの識別子ブロックを、出力グループの値で上書きするかを特定することができます。使用できる値は、"いいえ" か、プロジェクト構造の識別子ブロックの 1 つです。この識別子ブロックに対して、出力グループの各値に構造識別子が生成され、ページ構造内のこの構造識別子の下でレポートがソートされます。

この設定は、[ページソート - <レポートタイプ>] ダイアログの [ソート基準 / ソート先] フィールドで、[出力グループ] オプションが選択されている場合に使用されます。

ケーブルの出力を制限する:

このチェックボックスがオフの場合、すべてのケーブルが常にレポートページに出力されます。チェックボックスがオンの場合、最小数のケーブル接続を含むケーブルだけが出力されます。最小数は [出力する最小接続数] フィールドで指定します。

ケーブル接続のソース / ターゲットをケーブル接続から特定する:

チェックボックスがオンの場合、ケーブル接続のソースおよびターゲットは関連するケーブルによって定義されません。チェックボックスがオフの場合、ケーブル接続のソースおよびターゲットは関連するケーブルによって定義されます。

端子台の出力を制限する:

このチェックボックスがオフの場合、すべての端子台が常にレポートページに出力されます。チェックボックスがオンの場合、最小数の端子を含む端子台だけが出力されます。最小数は [端子がこの数に達したときに出力] フィールドで指定します。

プラグの出力を制限する:

このチェックボックスがオフの場合、すべてのプラグが常にレポートページに出力されます。チェックボックスがオンの場合、最小数のピンを含むプラグだけが出力されます。最小数は [オスピンがこの数に達したときに出力] フィールドで指定します。

個別接続に使用する:

このチェックボックスがオンの場合、端子ダイアグラムまたはプラグダイアグラムにおける個別接続を置換文字とともに表示することができます。置換文字は [ケーブルチャートでの表示文字] フィールドに入力します。端子ダイアグラムまたはプラグダイアグラムに個別の接続を表示できるようにするには、[プロパティ - プレースホルダーテキスト] ダイアログの [配置] タブにおける [すべての接続を表示する] チェックボックスをオンにする必要があります。

ケーブル接続に使用する:

このチェックボックスがオンの場合、端子ダイアグラムまたはプラグダイアグラムにおけるケーブル接続を置換文字とともに表示することができます。置換文字は [ケーブルチャートでの表示文字] フィールドに入力します。