プロジェクトを開いていること。
このダイアログでは、レポートのページ ソートを定義します。ページ ソートにより、ページ構造レポート ブロックのどの構造識別子レベルを生成するかを指定します。[出力グループ] コンポーネント プロパティに応じたレポート ブロックを生成することもできます。
注記:
どのタイプのページ ソートを使用できるかは、レポート タイプによって異なります。たとえば、"フォーム ドキュメンテーション" レポート タイプの場合、使用できるオプションは [合計] ページ ソートだけです。
メイン ダイアログの要素の概要:
ドロップダウン リストを使用して、ページ ソートのタイプを定義します:
- 設定から: ([設定] ダイアログでは使用不可)このオプションが有効な場合は、プロジェクト設定で指定した設定が使用されます。
- [構造識別子]: このオプションがオンの場合、ダイアログ下部のチェック ボックスを使用して、レポートで評価する識別子ブロックを決定します。少なくとも 1 つのチェック ボックスをオンにする必要があります。複数の識別子ブロックを選択している場合、レポート ブロックは構造識別子の組み合わせごとに生成されます。レポート ブロックは、その構造識別子に従ってページ構造にソートされます。
- [合計]: [合計] ページ ソートにより、プロジェクト全体の包括的なレポートが生成されます。このオプションがオンの場合、すべての構造識別子レベルにレポート ブロックが割り当てられます。プロジェクト データの量によっては、このレポート ブロックには 1 つ以上のレポート ページが含まれる可能性があります。
識別子ブロックを追加すると、合計の評価に加え、構造識別子の組み合わせごとに個別のレポート ブロックが生成され、対応する場所でページ構造にソートされます。識別子ブロックは、機能関連レポートでは設定できません。 - [出力グループ]: このオプションがオンの場合、[出力グループ] コンポーネント プロパティが変わるたびにレポート ブロックが生成されます。この設定は、現在のダイアログのその他の設定と組み合わせることはできません。
- オブジェクト識別子: このオプションが有効な場合は、[ドキュメント タイプ] チェック ボックスだけがオンになります。このチェック ボックスがオンの場合は、ページを DIN EN 61355-1 規格に従って構造化できます。このとき、オブジェクト識別子により、ドキュメント (つまり、プロジェクト ページ) を特定のオブジェクト (機能、位置、製品など) に割り当てます。
レポート タイプ "目次" の [合計] オプションだけをオンにしています。EPLAN は目次を生成し、プロジェクト全体のレポート ブロックも生成します。この例では、レポート ブロックには 9 つのレポート ページが含まれています。
[構造識別子] オプションをオンにした状態で、さらに [上位階層機能] および [実装位置] チェック ボックスをオンにすると、上位階層機能と実装位置の組み合わせ (=GB1+A1、=GD1+A2、=GL1+B2.Y1 など) ごとに個別の目次が生成されます。目次はページ構造内にソートされます。たとえば、=GB1+A1 の目次は A1 の下に、=GL1+B2.Y1 の目次は Y1 の下にソートされます。
[機能割り当て]、[上位階層機能] などのいずれかのフィールドでチェック ボックスをオンにした場合、各識別子ブロック (機能割り当てなど) の構造識別子レベルごとに個別のレポート ブロックが生成されます。この場合、構造の深さは、[値] 列のドロップダウン リストを使用して指定できます。指定できる値は [完全] と、存在する場合は [メイン識別子] および [サブ識別子] です。この設定は、[出力グループ] 設定と組み合わせることはできません。さらに、機能関連レポートには [合計] 設定を使用できません。
"目次" のレポート タイプで [上位階層機能] チェック ボックスだけをオンにして、構造の深さを[完全] に設定します。EPLAN は "上位階層機能" 識別子ブロックの構造識別子レベルごとに、目次を生成します。例: =GB1、=GD1、=GD2。これにより、複数のレポート ブロックにレポートが生成されます。ページ構造内の各上位階層機能の下に目次がソートされます。
このチェック ボックスは、ケーブル ダイアグラム、ケーブル概要、ケーブル接続ダイアグラム、および接続リストのみでオンにできます。
チェック ボックスがオンの場合は、ケーブルのデバイス タグではなく、ソースおよびターゲットのデバイス タグを使用してページがソートされます。ソースとターゲットで異なる構造識別子 (実装位置など) を持つケーブルは、複数の構造識別子に出力されます。
このチェック ボックスがオンの場合、異なるプロジェクト構造にデバイスをレポートする際、考慮されるのはデバイスの構造識別子ではなく、配置されているページの構造識別子になります。
関連項目