原因
回路図プロジェクト計画で、デバイスがメイン機能またはメイン端子として挿入されました。この結果、このようにして作成されたデバイスでは、[技術特性] プロパティの値などの、デバイスに保存されている部品データが採用されました。しかし、デバイスの [プロパティ <...>] ダイアログでこの値があとから手動で変更されたため、元の部品データと一致しなくなりました。
分散表示されているメイン端子で端子機能全体がチェックされます。このとき、同じ端子機能の個々の端子に入力されているデータが要約されます。
解決方法
- [移動 (グラフィックス)] 機能を使用してプロジェクト内のデバイスを特定します。
- デバイスの [プロパティ <...>] ダイアログを開きます。
- [部品] タブを選択し、部品選択を使用して、デバイスのメイン機能を元の部品データに再び割り当てます。
- 続けて表示される [コンフリクト] ダイアログで、変更されて黄色で表示されているプロパティの [上書き] オプションを選択します。
- エントリを確認します。
- 新しいチェック ランを開始します。
注記:
デバイスで元の部品データを手動で変更することを許可しない場合、このチェックで "エラーの回避" チェック タイプを設定できます。この場合、チェック ラン テキスト、ページ、デバイスの DT と位置を通知するメッセージが表示されます。手動による変更はあとから元に戻されます。