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eCl@ss インポートの機能強化

バージョン 2.6 以降の EPLAN プラットフォームでは、eCl@ss バージョン 9.0 に準拠した、部品管理への部品データのインポートがサポートされています。EPLAN 2.9 では、eCl@ss バージョン 10.0.1 がサポートされるようになりました。両方のバージョンのインポートで、XML ベースの "BMEcat" 形式が使用されます。

これにより、[レコードのインポート] ダイアログの [ファイル タイプ] フィールドで、新しいエントリ "eCl@ss 10.0.1 (BMEcat 2005.1)" が使用可能になっています。ここに示す機能強化の過程で、不要なファイル タイプ "BMEcat (1.2)" は除去されました。

eCl@ss インポート中のプロパティ選択のフィルター

eCl@ss インポートを設定するとき、特性の選択のプロパティ割り当てで、フィルター オプションを使用できるようになりました。このために、[プロパティ フィルター] フィールドが [プロパティの選択] ダイアログに追加されました (この選択ダイアログを開くには、たとえば、[プロパティ割り当て] タブの ([新規]) ボタンをクリックします)。

検索するテキストをこのフィールドに入力し、 ([検索]) をクリックします。プロパティの名前とその説明の両方が検索されます。その結果、検索テキストを含むエントリだけがプロパティのリストに表示されます。

プロパティ割り当てのユーザー定義プロパティ

プロパティの割り当てで、選択された eCl@ss プロパティに対して、EPLAN 部品プロパティの代わりにユーザー定義プロパティを割り当てることができるようになりました。このために、[プロパティ割り当て] タブに新しい [ユーザー定義プロパティ] 列が追加されています。部品プロパティがすでに割り当てられている場合にはユーザー定義プロパティを割り当てることはできず、ユーザー定義プロパティがすでに割り当てられている場合には部品プロパティを割り当てることはできません。1 つまたは複数のユーザー定義プロパティを割り当てることができるかどうかは、eCl@ss プロパティのカーディナリティによって決まります。

関連項目