プロジェクトには、プロジェクト ページとマスター データだけでなく、プロジェクト設定、レポート テンプレート、その他のデータ (レイヤー、ユーザー定義プロパティ、プロパティ配置など) も含まれます。新しい同期ダイアログでは、プロジェクト設定とプロジェクト データを指定して、ソース プロジェクトから別のプロジェクトに転送できるようになりました。同期プロセス中に、これらのデータがターゲット プロジェクトにコピーされます。
利点:
新しい同期ダイアログでは、別のプロジェクト (基本プロジェクトなど) からプロジェクト設定とプロジェクト データをすばやく簡単に転送できます。プロジェクトの手動変更と、各種の XML ファイルのエクスポートおよびインポートによるプロジェクト データの交換は廃止されています。
新しい [プロジェクト データの同期] ダイアログを開くには、メニュー パス [プロジェクト] > [オーガナイズ] > [同期] を選択します。マスター データを同期するための既存ダイアログと設計の似たダイアログの左側に、ターゲット プロジェクトのプロジェクト データが表示されます。
[ソース プロジェクト] フィールドの横の [...] ボタンを使用して、ソース プロジェクトを選択できます。ソース プロジェクトのデータはウィンドウの右側に表示されています。次に同期ダイアログを開くときは、最後に選択されたソース プロジェクトがあらかじめ選択されます。
次の点に注意してください。
- [タイプ] ドロップダウン リストを使用すると、プロジェクト データを同期するためのダイアログで特定のタイプのデータだけが表示されるように設定できます。
- "設定" データ タイプにはプロジェクト設定だけでなく、関連スキーム (チェック ラン スキームなど) とレポート テンプレートが含まれます。
- マスター データの同期とは異なり、一部のデータ タイプのデータには変更日が含まれません。これが当てはまるのは、"レイヤー"、"プロパティ配置"、"設定"、"構造識別子" タイプのデータです。関連データ要素には、"同一"、"異なる"、"プロジェクト内のみ" などの状態があります。
- 個別のプロジェクト データをターゲット プロジェクトに転送するには、[ソース プロジェクト] リストでこれらを選択して ([左にコピー]) をクリックします。
- ターゲット プロジェクトのプロジェクト データ全体を更新して完了するには、[更新] ボタンの下にある 2 つのメニュー アイテムを使用します。
注記:
同期時に"設定" タイプのデータを選択してターゲット プロジェクトに転送した場合、そのあとで [元に戻す] 操作を使用することはできません。ただし、その他のデータ タイプの選択中は、同期を元に戻すことができます。
関連項目