この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

部品管理: モジュール

モジュール部品と同じプロパティを持ち、さらにサブ部品 (モジュール位置) のリストを含みます。これらのサブ部品は、下位 DT または "DT ID" によって識別されます。したがって、モジュールは複数のネストしたデバイスに属する部品の集まりです (19" ラックに取り付けられているモーター制御装置など)。モジュールは、EPLAN プラットフォームで複雑なデバイスをマッピングする手段の 1 つです。

モジュールには、部品、アセンブリ、およびその他のモジュールを含めることができます。モジュールに含まれている部品には部品バリアントについての情報も含まれています。デバイス選択とレポートでは特に、バリアントの技術データも考慮されます。

手順

メカニカル モジュール

3D レイアウトでは、メカニカル モジュールはあるメーカーに別のメーカーから完成部品として納入される標準アイテムを指します (たとえば、ソケット コーナー ピース、ソケット カバー プレート、ケーブル レールなどのさまざまな要素から構成されるエンクロージャ ソケット)。部品管理で、"機械学" 一般製品グループの下にそのようなモジュールを作成できます。他のモジュールとは異なり、メカニカル モジュールには部品だけを含めることができ、その他のアセンブリやモジュールを含めることはできません。

メカニカル モジュールの手順は他のモジュールの手順とほぼ同じです。3D レイアウトにメカニカル モジュールを配置するには、標準アイテムを表し、すべてのモジュール要素がすでに含まれている、3D マクロを作成する必要があります。以降の DT 番号付けのため、3D マクロ内の要素には DT ID または下位 DT が付いている必要があります。完成した 3D マクロは部品管理でモジュール部品 ([実装データ] タブの [グラフィカル マクロ] フィールド) に保存します。

メカニカル モジュールは 1 つのまとまりとしてのみ配置できます。このため、[モジュール] タブの [モジュールを分散配置する] 設定は "モジュール部品と要素を配置" オプションに事前に設定され、これを変更することはできません。

レイアウト スペースにメカニカル モジュールを配置する際には、保存されているマクロから可変長アイテムの長さが特定され、部品参照データがプロパティ [サブセット / 長さ] (ID 31008) に入力されます。メカニカル モジュールを配置する際にはスナップ ポイントが表示され、1 つのモジュールを複数回並べて配置できます。

関連項目