事前計画ナビゲーターから、各種のセグメントと関連する下位オブジェクト (機能テンプレート、PLC アドレス) を回路図に配置された機能に割り当てることができます。プランニング オブジェクト、機能テンプレート、PLC アドレスを割り当てるとき、データもコンポーネントに転送できます。プロジェクト ページの構造ボックスに割り当てることができるのは構造セグメントだけです。

レイアウト スペースに挿入された 3D 部品配置にセグメントを割り当てることもできます。

この割り当てにより、機能または 3D 部品配置と割り当て元のセグメントがリンクされます。

通常は、保護機能に割り当てることはできません。

プランニング オブジェクトの割り当て

ここでは、プランニング オブジェクトの例を使用して、割り当てについて説明します。PCT ループ、機能テンプレート、PLC アドレスも同じ方法で割り当てることができます。

必須条件:

• プロジェクトを開いていること。
• 事前計画ナビゲーターを開いていること。
• グラフィカル エディターでプロジェクト ページを開いていること。

1. 事前計画ナビゲーターでプランニング オブジェクトを選択します。
2. [割り当て] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
   
   選択したプランニング オブジェクトの説明がカーソルに追従します。
3. コンポーネント上にカーソルを移動し、コンポーネントの色を変更します。
4. コンポーネントを選択します。
   
   プランニング オブジェクトのデータがそのコンポーネントに転送されます。
   
   ターゲット機能は割り当てられているプランニング オブジェクトにリンクされます。

各プランニング オブジェクトにメイン機能は 1 つだけ存在できます。メイン機能に割り当てた場合、プランニング オブジェクトに保存されている部品がターゲット機能に継承されます。

ヒント:

回路図内の特定の機能について事前計画から割り当てられたセグメントを編集する場合、選択した機能のポップアップ メニュー アイテム [プロパティ (事前計画)] を選択します。これにより、関連セグメントのプロパティ ダイアログが開き、事前計画ナビゲーターを使用せずに事前計画からのプロパティを直接編集できます。

セグメントへの 3D 部品配置の割り当て

必須条件:

• プロジェクトを開いていること。
• 事前計画ナビゲーターを開いていること。
• レイアウト スペースを開いていること。
• 3D 部品配置を含むエンクロージャまたは実装パネルが配置されていること。

1. 事前計画ナビゲーターでセグメントを選択します。
2. [割り当て] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
3. 3D 部品配置上にカーソルを移動し、アイテムの色を変更します。
4. 3D 部品配置をクリックします。
   
   セグメントのデータは 3D 部品配置に転送されません。
   
   3D 部品配置と割り当て元のセグメントがリンクされます。

ヒント:

この割り当てを使用して、たとえばマクロ プロジェクトで、3D マクロに含まれるアイテムを事前計画内のセグメントにリンクすることができます。対応する割り当ての場合、完成した 3D マクロに完全な部品構造が含まれます。このような 3D マクロが回路図プロジェクトに挿入されると、マクロに含まれる部品構造が、プロジェクトの事前計画構造に組み込まれます。

関連項目

事前計画: 原理

[事前計画 - <プロジェクト名>] ダイアログ