複数のピンの組み合わせは、プラグと呼ばれます。ピンは、1 つの機能 (オス ピンとメス ピンの組み合わせ) として管理することも、個別に 2 つの機能 (オス ピンで 1 つ、メス ピンで 1 つ) で表示することもできます。
オス ピンとメス ピンの共通管理
オス ピンとメス ピンを共通管理する場合、プラグがコンポーネント全体になります。
ピンでは、接続ポイント 1 がメス接続ポイントの機能、接続ポイント 2 がオス接続ポイントの機能になります (これは機能定義で決定します)。このため、プラグ ダイアグラムでは、オス ピンとメス ピンが個別のレポート ページに印刷されます。
オス ピンとメス ピンの個別管理
オス ピンとメス ピンを個別に管理するとき、プラグは通常オス ピンのみ受け入れます。相手側 (レセプタクルまたはカップリング) にメス ピンが含まれます。
オス ピンとメス ピンを 2 つの機能として表示する場合、両者の関連を決定する必要があります。オス ピンとメス ピンは、同一のデバイス タグと同一のピン番号を持つ場合、1 つのユニットとして表示されます (つまり、両ピンは 1 つの閉じたピンを形成します)。ピンには接続ポイント名称もオプションで入力できます。
XS1:1 は XS1:1 に、XS1:2 は XS1:2 に接続されます。
デバイス差し込みコネクタ
デバイス差し込みコネクタは広く使用されています。デバイス差し込みコネクタでは、差し込みコネクタの少なくとも片側にデバイスの DT (A)、別の側に差し込みコネクタの DT (X) があります。ネストされた差し込みコネクタ (-A-X) も EPLAN で表示および管理できます。
プラグのオス ピン側とメス ピン側で異なる DT の割り当て
オス ピンとメス ピンを個別に表示する場合、各ピンに異なる DT を割り当てられます。いわゆる "ダイレクト接続ポイント" がある特別なオス ピンとメス ピンのシンボルでは、差し込みコネクタ内 (オス ピンとメス ピンの間) でダイレクト接続を生成できます。ダイレクト接続ありのシンボルでは、接続ポイント 2 のラインがグラフィカルに表示されません。
オス ピン、ダイレクト接続あり |
メス ピン、ダイレクト接続あり |
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ダイレクト接続のプラグでは、複数のプラグを相手側とともに接続できます。オス側のどの DT をメス側のどの DT に接続するかは自由に選択できます。ダイレクト接続は、同一のピン番号によるオス ピンとメス ピンの割り当てよりも優先されます。
プラグ -X8 と -X9 (オス ピン) の共通の相手側は、プラグ -X10 (メス ピン) です。オス ピンとメス ピンはダイレクト接続されています。
未配置のピンでは、[デバイスの連結] ダイアログで未配置のダイレクト接続を作成する必要があります。同様に、異なるページにピンを配置した場合、または単純に隣接しないようにピンを配置した場合は、手動でダイレクト接続を作成する必要があります。または、中継ポイントを介して 2 つのピンを接続することもできます。この場合、対応するピンは接続を介して見つかります。
警告:
オス ピンとメス ピンを適切に個別表示するには、オス ピン側とメス ピン側に適切なプラグ定義を決定する必要があります。
[プラグの編集] ダイアログでオス ピンとメス ピンを個別に管理するときは、選択したピンが配置されているページのみ変更できます。つまり、ピンをオス ピン側からメス ピン側に移動することも、逆方向に移動することもできます。
関連項目