このタブで、マシン固有のコマンドを入力して導体終端処理に割り当てます。
メイン ダイアログの要素の概要:
[導体終端処理] 列からの値は、[導体終端処理] タブでの選択値として使用できます。
[適用先断面] 列で断面を指定すると、この断面まで [マシン コマンド] フィールドに入力した指示が適用されます。
この列に、選択された導体終端処理に対して実行される各マシン ソフトウェアの言語で指示を入力します。
AEH1-n = TerminalKey (適切な断面のエンド スリーブを使用)
$strip$ = ストリップ
$ultrasonic,xx$ = 超音波溶接 (xx = 超音波溶接の長さ (単位: mm))
マシン コマンドに関する情報はマシンのメーカーから入手できます。
Komax マシンでのデュアル スリーブのストリップ長
Komax マシン固有のコマンド $strip$ を使用した場合、[ワイヤ] タブの [ストリップ長] 列の値が取得されます。ただし、デュアル スリーブの場合、単一スリーブとは異なる長さのストリップ長が必要です。
デュアル スリーブで異なるストリップ長を制御できるようにするため、マシン コマンド $strip$ がパラメーター a (ストリップ長) および b (引き抜き長さ) によって拡張されました。使用するマシン コマンドの書式は $strip,a,b$ です。マシン コマンドが $strip,a,b$ のように指定されている場合、ストリップ長および引き抜き長さとして a と b に入力された値が使用され、[ワイヤ] タブのエントリは無視されます。
導体終端処理 |
適用先断面 |
マシン コマンド |
---|---|---|
Strip Double |
6.0 |
$strip,10,5$ |
結果: ストリップ長 = 10 mm、引き抜き長さ = 5 mm |
パラメーター b に値が指定されていない場合 ($strip,a$)、引き抜き長さはストリップ長の半分として計算されます。
パラメーター a に値が指定されていない場合 ($strip,,b$)、ストリップ長の値は [ワイヤ] タブの [ストリップ長] 列から取得されます。