プロパティ概要と呼ばれるこのダイアログはナビゲーターと同様に動作し、EPLAN メイン ウィンドウのさまざまな位置にドッキングできます。このドッキング可能ダイアログを使用すると、複数のプロパティ ダイアログを順番に開くことなく、異なるオブジェクトのプロパティをすばやく編集できます。このドッキング可能ダイアログは、重要なプロパティのみを表示するように設定できます。
プロパティ概要では、個々のオブジェクトのプロパティまたは複数選択したオブジェクトのプロパティを、同時に複数編集できます。オブジェクトのプロパティには同じ名前を持つものが複数あることもあり (テキスト、グラフィカル要素、コンポーネント、セグメント)、プロパティはツリー ビュー内でソース オブジェクトに基づいてグループ化されます。
複数のグラフィカル要素の同時書式設定
プロパティ概要を使用して、たとえば複数のグラフィカル要素 (長方形、直線など) を選択し、一度でこれらに書式設定することができます。グラフィカル要素を書式設定するには、プロパティ概要で "グラフィックスの書式設定" スキームを使用します。共通の書式設定では、[線の太さ]、[色]、[線種] などのプロパティを変更できます。
機能に固有でないコンポーネント プロパティの編集
プロパティ概要では、特別な形式のブロック編集オプションも使用できます。このオプションでは、コンポーネントがすべて異なるプロパティを同時に表示して編集することができます。このオプションの名称は、機能に固有でないブロック編集です。これには、"機能に固有でないプロパティ" スキームのプロパティ概要を使用します。
関連項目