この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

[設定: 互換性] ダイアログ

このダイアログでは、以前のバージョンの EPLAN との互換性を維持するためだけに存在する設定を指定します。これらの設定は今後は EPLAN でサポートされなくなるため、新規プロジェクトでは使用しないことをお勧めします。

メイン ダイアログの要素の概要:

接続ポイント名称を採用する:

このチェック ボックスがオンになっている場合、現在の機能から DT を採用する機能の接続ポイント名称も機能のプロパティ ダイアログ ([<機能カテゴリ>] タブ、[接続ポイント名称] フィールド) に表示されます。

このチェック ボックスがオフになっている場合、現在の機能の接続ポイント名称だけがプロパティ ダイアログに表示されます。接続ポイント名称はその他の機能に継承されません。

テキストをズームする:

このチェック ボックスがオンになっている場合、以前のバージョンの EPLAN と同様に、テキストが約 20% 拡大します。以前のバージョンの EPLAN で作成されたプロジェクトのレイアウトを維持したい場合にのみ、このチェック ボックスをオンにしてください。テキストの長さと行間隔は以前のバージョンとは若干異なるので注意してください。

このチェック ボックスがオフになっている場合、テキストはスケールどおりに表示および出力されます。

規格に準拠していない '上位' 構造設定を許可:

このチェック ボックスがオンの場合、特定のデバイス (端子台、プラグケーブル、中断ポイントなど) の [上位] 設定が、プロジェクト プロパティ[構造] タブに表示されます。この設定により、DT に "-" の接頭記号のない対応デバイス (連番の付いたデバイスなど) を処理できます。識別子ブロック (たとえば、上位階層機能実装位置) を指定したプロジェクト構造では、これは規格に準拠した動作ではありません。互換性の目的のみでプログラムに含まれています。

チェック ボックスがオフの場合、このプロジェクトのプロパティに [上位] 設定は表示されません。

注記:

[接続] タブと端子およびピンを使用:

このチェック ボックスがオンになっている場合、端子とピンのプロパティ ダイアログに [接続] タブが表示され、ここでの設定が使用されます。このタブの設定を使用することで、グラフィックスからずれている端子接続およびピンのターゲットをレポートすることができます。これによって、端子 / ピンの接続ポイント ロジック設定が変わることはありません。

[接続] タブの使用は、[端子台の編集] ダイアログにも影響を与えます。ターゲットによるビューでは、ポップアップ メニュー アイテム [接続ポイント: 内部 / 外部を切り替え] は、端子接続ポイントの切り替えではなく、端子ターゲットの切り替えに使用されます。

このチェック ボックスがオフになっている場合、端子とピンの [接続] タブは非表示になり、使用されません。端子 / ピンは常に接続ポイント ロジックの設定に従ってレポートされます。このため、レポートは常に回路図の構成と一致することになります。配線バリアントはすべて、残りの設定や明確な回路図を使用して引き続き設定できます。

メイン機能としての端子の使用を許可:

このチェック ボックスがオンになっている場合、[メイン機能] プロパティを端子に割り当てることができます。このため、端子のプロパティ ダイアログにある [シンボル / 機能データ] タブの [メイン機能] チェック ボックスは、オフの状態で表示されるようになりました。これは、バージョン 2.6 よりも古いバージョンの EPLAN の動作と同じです。

このチェック ボックスがオフになっている場合、端子はメイン機能として使用できません。これに対応して、端子のプロパティ ダイアログにある [シンボル / 機能データ] タブの [メイン機能] チェック ボックスは、必ずオフの状態で灰色表示されます。

注記:

端子には [メイン端子] プロパティのみを使用し、[メイン機能] プロパティは使用しないことをお勧めします。

レポート: 同一機能テキストを置き換え:

レポート ページでは、機能テキストが同一である機能が出力され、繰り返し表示されることがあります。このチェック ボックスをオンにすると、上下に並べて配置されている重複した機能テキストが、置換文字によって置き換えられます。置換文字は設定 [同一テキストを置き換え] ([設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [レポート] > [表示 / 出力]) で指定します。

ターゲット情報にバス インターフェイス名を表示:

バージョン 2.8 以降では、バス ポートの識別にはバス インターフェイス名とプラグ名称の組み合わせが使用されます。

このチェック ボックスがオンになっている場合、ターゲット情報が表示される場合には必ず、バス ポートのバス インターフェイス名がプラグ名称とともに表示されます。これは特に、接続のソースとターゲットの表示、接続ナビゲーターのツリー ビュー、クロスリファレンス、レポート、[端子台の編集] ダイアログと [プラグの編集] ダイアログでのターゲットの表示などに影響します。

このチェック ボックスがオフになっている場合、ターゲット情報が表示される場合にプラグ名称だけが表示されます。これは、バージョン 2.8 よりも古いバージョンの EPLAN の動作と同じです。

ワイヤ ハーネス データのエクスポート / インポートで分散端子を個別に処理:

このチェック ボックスがオンになっていると、ワイヤ ハーネス データのエクスポート中、分散端子は個別の行としてエクスポートされます。これは、バージョン 2.8 よりも古いバージョンの EPLAN の動作と同じです。
したがって、インポート ファイルで分散端子が個別の行に含まれている場合は、インポート時にこのチェック ボックスをオンにする必要があります。

このチェック ボックスがオフになっていると、エクスポート中、分散端子はワイヤ ハーネス データとして結合されます。つまり、エクスポート ファイルでは、端子につき 1 つの行しか割り当てられません。
したがって、各インポート ファイルで分散端子を表すデータとともに 1 つの端子が 1 つの行に含まれている場合は、インポート時にこのチェック ボックスをオンにする必要があります。

関連項目