ライブラリの 2D ウィンドウ内の接続ポイントは、コネクタ / 特殊コンポーネント シンボルの位置と回転を定義するベクトルを表しています。接続ポイントは、ネイルボードまたはケーブル図面で接続されている最も長いワイヤの終端からのシンボルの距離を定義するために使用されます。最も長いワイヤの終端は接続ポイントの矢印の始点に接続され、その矢印の先端によってシンボルの方向が決まります。接続ポイントはネイルボードには表示されません。シンボルの位置は、2D ライブラリ ウィンドウ内の接続ポイントとの相対位置によって決まります。シンボルが座標 [0,0] に配置されている場合、プロパティ パネルの [x,y] 座標のエントリから、接続ポイントの位置を簡単に特定できます。
接続ポイントには [回転] プロパティがあります。この値によって、ネイルボードでのシンボルの回転が決まります。
注記:
- ワイヤがファンアウトしていて、バンドルまたはスタンドアロン ワイヤの軸方向に内側を指している場合でも、接続ポイントはファンイン ワイヤの終端に配置されます。接続可能オブジェクト (コネクタ、接続可能オブジェクト、端子) シンボルの位置と回転は、接続ポイントを基準にして 2D ライブラリ ウィンドウ内の位置と回転と同じになります。
- 特殊コンポーネントの接続ポイントのシンボルは、特殊コンポーネントの中心に配置され、特殊コンポーネントの水平軸方向に右側を指します。特殊コンポーネント シンボルの位置と回転は、接続ポイントを基準にして 2D ライブラリ ウィンドウ内の位置と回転と同じになります。
- 接続ポイントをライブラリの 2D ウィンドウで作成、除去、名前変更することはできません。各接続可能オブジェクト / 特殊コンポーネントには接続ポイントが 1 つだけあります。
関連項目