EPLAN Harness proD と EPLAN Electric P8 の間でプロジェクト データを交換できます。データは双方向に交換できます。
次の機能定義カテゴリがサポートされています:
EPLAN Electric P8 機能定義カテゴリ |
EPLAN Harness proD へのインポート後のアイテム |
---|---|
一般 > 一般的な特殊機能 > 接続 |
ワイヤ、ケーブル |
電気工学 > ケーブル / アンテナ > ケーブル |
ケーブル |
電気工学 > ケーブル / アンテナ > シールド |
ケーブル |
電気工学 > 端子とプラグ > プラグ定義 |
コネクタ |
電気工学 > 端子とプラグ > ピン |
コネクタ |
電気工学 > 端子とプラグ > メス レセプタクル |
コネクタ |
電気工学 > 接続分岐 / 線コネクタ > 接続分岐 / 線コネクタ |
スプライス |
電気工学 > 電力消費機器 (モーター、加熱、ライト) > ライト |
ライト |
電気工学 > 電子工学と論理アイテム > コンデンサー |
コンデンサー |
電気工学 > 電子工学と論理アイテム > 抵抗 |
抵抗 |
電気工学 > 保安機器 > 安全ヒューズ |
ヒューズ |
電気工学 > 端子とプラグ > 端子 |
端子 |
電気工学 > 端子とプラグ > 端子台定義 |
端子台 |
電気工学 > PLC / バス > PLC 接続ポイント |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > PLC / バス > PLC ボックス |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > スイッチ / 押しボタン |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > リミット スイッチ、メカニカル |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > 光バリアー |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > 近接スイッチ |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > デジタル センサー、一般 |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > アナログ センサー |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > センサー、スイッチ、押しボタン > 液面検出器 |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > 電力消費機器 (モーター、加熱、ライト) > モーター |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > 電気工学における特殊機能 > ブラック ボックス |
接続可能オブジェクト |
電気工学 > 電気工学における特殊機能 > デバイス接続ポイント |
接続可能オブジェクト |
一般 > 一般的な特殊機能 > ワイヤ ハーネス |
ワイヤ ハーネス |
EPLAN Electric P8 プロジェクトのインポートと *.hpdex ファイルのインポートの違い
API を介したプロジェクト データの交換 (EPLAN Electric P8 プロジェクトへの直接インポート) と *.hpdex ファイルを使用したプロジェクト データの交換には異なる点が 1 つあります。たとえば、PLC マクロは EPLAN Electric P8 の [概要] ページに配置され、その他 (個々の機能と接続) は [回路図マルチライン] ページに配置されている場合、EPLAN Electric P8 プロジェクトの直接インポートでは、プロジェクト データは想定どおりに EPLAN Harness proD で同期されます。これに対し、*.hpdex ファイルを使用している場合、PLC の部品番号とおそらく一部の接続は EPLAN Harness proD で同期されず、この点で API の方が高機能であるといえます。
EPLAN Harness proD と EPLAN Electric P8 間のプロジェクト データの交換
直接同期される部品は、コネクタ (EPLAN Electric P8 の "プラグ")、端子、接続可能オブジェクト (モーター、PLC)、と特殊コンポーネント (接続分岐、ライト、コンデンサーなど)、ワイヤ (接続)、ケーブル、リボン ケーブルです。その他すべての部品は EPLAN Electric P8 でピン、部品、ワイヤ ハーネスのアクセサリとして同期されます。(EPLAN Harness proD と EPLAN Electric P8 の) どちらで開始したかにかかわらず、部品は EPLAN Harness proD と EPLAN Electric P8 の間で双方向に同期されます。
既定では、EPLAN Harness proD Library から配置されたすべての部品とワイヤ ハーネスでは、[EPLAN エクスポート] チェック ボックスがオフになっています。EPLAN Harness proD Library から配置された部品には [プロパティ] パネルで [P8 フル DT] プロパティは割り当てられていません。そのような部品には EPLAN Electric P8 プロジェクトと同様の名前を付けることができます ([フル DT] エントリを使用する必要があります)。これによって部品が認識されるようになり、[EPLAN インポート] パネルで "配置済み" のマークが付きます。そのオブジェクトの [プロパティ] パネルで [P8 フル DT] プロパティが割り当てられます。
[EPLAN インポート] パネルで、EPLAN プラットフォーム プロジェクトから配置された部品はすべて、[EPLAN エクスポート] チェック ボックスがオンになっています。[プロパティ] パネルの [P8 フル DT]、[P8 表示 DT]、[P8 機能テキスト] プロパティは自動的に設定されます。
EPLAN Harness proD で必要に応じて [EPLAN エクスポート] チェック ボックスのオン / オフを切り替えることができます。
EPLAN Harness proD でのワイヤ名は [接続ポイント名称]、[接続 色 / 番号]、[フル DT] の順序で使用されます。
ワイヤ、ケーブル、ケーブル シールド、表面保護の長さが EPLAN Electric P8 で同期され、EPLAN Electric P8 の対応する部品にそれらのワイヤ、ケーブル、ケーブル シールドの長さが表示されます (そのように設定されている場合)。表面保護の長さは [ワイヤ ハーネスの定義] のプロパティに表示されます。[部品番号] > [サブセット / 長さ] や [部品番号] > [プロジェクトの単位付きのサブセット / 長さ] などのプロパティで表面保護を選択します。
ツリー ビュー内の "バンドル" の名前は接続の [バンドル] プロパティと同期されます。
ワイヤ ハーネス
ワイヤ ハーネスは双方向で同期されます。EPLAN Harness proD の [ワイヤ ハーネス] オブジェクトの [プロパティ] パネルでは、[EPLAN エクスポート] チェック ボックスがオンになっています。そのワイヤ ハーネスに割り当てられているすべてのオブジェクトに [EPLAN エクスポート] プロパティが適用されます。そのワイヤ ハーネスが EPLAN Harness proD で作成されている場合、[EPLAN エクスポート] チェック ボックスはオフになります。ツリー ビューでのワイヤ ハーネスの名前が [ワイヤ ハーネス名] / [バンドル グループ] プロパティを介して EPLAN Electric P8 の部品に割り当てられます。ワイヤ ハーネスの部品番号は双方向で同期されます。
EPLAN Harness proD への端子台のインポート
端子台は、以下のいずれかの方法で作成された場合は、EPLAN Electric P8 から EPLAN Harness proD にインポートできます。
- 1 本の線に端子を配置する。
- 端子を配置し、それらに同じ [表示 DT] を割り当てる。
端子台定義を追加する必要はありません。インポートした端子の [表示 DT] プロパティが同じであれば、それらは EPLAN Harness proD で自動的に新しい端子台に割り当てられます。
端子のプロパティは以下の方法で編集できます。
- [名称] は変更できます。
- [レベル] は変更できません。
- [接続ポイント名称] は変更できますが、変更は EPLAN Harness proD にインポートされません。
ブラック ボックス
ブラック ボックスの処理は、含まれている部品が 1 つか複数かによって異なります。
EPLAN Electric P8 |
EPLAN Harness proD |
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ブラック ボックスにデバイスが 1 つ含まれ、部品番号が割り当てられていない。ただし、このデバイスには部品番号が割り当てられている。 |
ブラック ボックス内のデバイスの部品番号が使用されます。 |
ブラック ボックスにデバイスが 1 つ含まれ、部品番号が割り当てられている。 |
ブラック ボックス内のデバイスに部品番号が割り当てられているかどうかにかかわらず、ブラック ボックスの部品番号が使用されます。 |
ブラック ボックスに複数のデバイスが含まれている。 |
ブラック ボックスに部品番号が割り当てられているかどうかにかかわらず、ブラック ボックス内のすべてのデバイスの部品番号が使用されます。 |
削除指定
EPLAN Harness proD の [削除指定] と EPLAN Electric P8 の [削除指定] は双方向で同期されます。EPLAN Harness proD では、[EPLAN インポート] パネルからまだ配置されていない部品に [削除指定] プロパティを設定できます (詳細についてはワークスペース / ワークデスクへの EPLAN Electric P8 データのインポートセクションを参照)。このプロパティが設定されている部品は EPLAN Electric P8 で [削除指定] チェック ボックスがオンになります。
キャビティ シール、キャビティ プラグ、ワイヤ端子、ガイド部品、表面保護などのアクセサリを個別に削除指定できます。そのようなアクセサリは EPLAN Electric P8 で同期されず、すでに配置されている場合には EPLAN Electric P8 プロジェクトから除去されます。
EPLAN Electric P8 で [削除指定] チェック ボックスがオンになっている部品が EPLAN Harness proD のワークスペース / ワークデスクにすでに配置されている場合、その部品には ([削除]) 操作が表示されます。 ([削除]) 操作が有効になるためには、この部品の下のすべての機能の [削除指定] チェック ボックスがオンになっている必要があります。
EPLAN Electric P8 で [削除指定] チェック ボックスがオンになっている部品が EPLAN Harness proD のワークスペース / ワークデスクにまだ配置されていない場合、その部品は [EPLAN インポート] パネルから直接削除されます。
関連項目