ワイヤはピン間の電気的な接続を提供します。その芯線は延伸金属線または圧延金属線であり、長さが直径より大きいことが一般的です。
ワイヤをバンドル (表面保護があるものを含む)、ガイド部品、空のケーブルに通すことができます。これに対し、オブジェクトをワイヤに通すことはできません。
ワイヤには [スプライン] と [円形コーナー] の 2 つのタイプの補間を使用できます。これらはワイヤの配置中にコマンド バーで設定するか、すでに配置されているワイヤの場合にはプロパティ バーで設定できます。補間が [スプライン] に設定されている場合、ワイヤは制御点を通ります。補間が [円形コーナー] に設定されている場合、[曲げ半径] を設定できます。ワイヤは 2 つの制御点間の直線パスに従い、任意の中間制御点で指定された半径で曲がります。
プロパティ パネルの [一般] セクションにある [接続されているピン] プロパティに、ワイヤが接続されているピンが表示されます。
ワイヤの両端には [断面積]、[外径]、[ストリップ長] の各プロパティがあります。[ストリップ長] プロパティによって、各端からの (追加の) 絶縁体がない部分の長さが決まります。[ユーザー定義ストリップ長] チェック ボックスをオンにした場合、この値を編集できます。
ワークスペースへのワイヤの配置
- [挿入] > [ワイヤを配置] または [高速プロトタイプ] > [ワイヤを配置] メニュー アイテムかツール バーの / ボタンを選択します (高速プロトタイプ ワイヤを配置している場合、ステップ 3 に進みます)。
[部品ナビゲーター] ダイアログが開きます。 - 任意のワイヤを選択し、[OK] をクリックします。
[部品ナビゲーター] ダイアログが閉じます。 - ワイヤの始点として、ピン、グループ化ピン、または補助ピンを選択します。
ツリー ビューでピンを選択することで、グループ化ピンに含まれている仮想のピンにワイヤを直接接続できます。これはワイヤの端にあるピンにも当てはまります。 - コマンド バーで座標を入力するか、作業ウィンドウ内でクリックすることで、ワイヤを通す追加の点をいくつか配置します。
[補間] をコマンド バーで設定できます。 - 不要な制御点を誤って配置した場合は、Backspace キーを押して除去します。
コマンドはアクティブなままとなります。 - ワイヤの終点として、2 本目のピン、グループ化ピン、または補助ピンを選択します。
ワイヤが配置されます。 - 必要に応じて、Space キーを使用することでこのコマンドを繰り返します。
ワークデスクへのワイヤの配置
- [挿入] > [ワイヤを配置] または [高速プロトタイプ] > [ワイヤを配置] メニュー アイテムかツール バーの / ボタンを選択します (高速プロトタイプ ワイヤを配置している場合、ステップ 3 に進みます)。
[部品ナビゲーター] ダイアログが開きます。 - 任意のワイヤを選択し、[OK] をクリックします。
[部品ナビゲーター] ダイアログが閉じます。 - ワイヤの始点として、ピン、グループ化ピン、または補助ピンを選択します。
- コマンド バーで座標を入力するか、作業ウィンドウ内でクリックすることで、ワイヤを通す追加の点をいくつか配置します。
各制御点は、ワークデスクの作業ウィンドウのグローバル グリッドに自動的にスナップします。
[補間] をコマンド バーで設定できます。
コマンド バーの [システム] セクションで、直交座標系と極座標系を切り替えることができます。
コマンド バーの [測定] セクションで絶対座標と相対座標を切り替えることもできます。 - 不要な制御点を誤って配置した場合は、Backspace キーを押して除去します。
コマンドはアクティブなままとなります。 - ワイヤの終点として、2 本目のピン、グループ化ピン、または補助ピンを選択します。
ワイヤが配置されます。
ワイヤ内にはいわゆる "有効寸法" が挿入されます。その値を編集すると、それに従ってワイヤが変化します。 - 必要に応じて、Space キーを使用することでこのコマンドを繰り返します。
注記:
ツリー ビューでピンを選択することで、グループ化ピンに含まれている仮想のピンにワイヤを直接接続できます。これはワイヤの端にあるピンにも当てはまります。
関連項目