この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権
EPLAN Smart Wiring のクライアント-サーバー アーキテクチャにより、中央の作業ディレクトリへのプロジェクト データの保存や、プロジェクト インスタンスプロジェクト インスタンスはメイン メニューの [プロジェクト] > [開く] メニュー アイテムを使用してプロジェクト ファイルとしてロードした初期プロジェクトのコピーです。の作成に伴い、1 つの製造チーム内でプロジェクト編集のさまざまなバリアントができます:
- 複数の配線担当者と一緒に 1 つの同じプロジェクト ファイルプロジェクト データが格納されているファイル。EPLAN Smart Wiring には *.EPDZ、*.XLS、または *.XLSX タイプのプロジェクト ファイルをロードできます。プロジェクト ファイルは必ず管理者によって EPLAN Smart Wiring サーバー上の決まった作業ディレクトリまたはサブディレクトリ内に置かれます。のさまざまなプロジェクト インスタンスを編集できます。
- すでに開始されているがまだ編集が完了していないプロジェクト インスタンスの作業を続行できます。
- 1 つの同じプロジェクト インスタンスを複数の配線担当者と同時に編集できます。
1 つの同じプロジェクト ファイルの複数の異なるプロジェクト インスタンスを操作
たとえば、製造チームとして複数の同じエンクロージャの接続を連続してインストールする指示を受けた場合、それぞれの配線担当者が [プロジェクト] > [プロジェクトを開く] メニュー アイテムを使用して同じプロジェクト ファイルをロードし、この方法によって作成されたそれぞれのプロジェクト インスタンスを編集します。
プロジェクト インスタンスの編集を続行
製造チームのいずれかのメンバーがこのアプリケーションを終了するか別のプロジェクトに切り替えると、最後に編集されたプロジェクト インスタンスの最終状態が保存されます。これらの保存済みの状態にアクセスして自分またはメンバー (交替勤務の場合など) のプロジェクトを完了させる場合、[プロジェクト] > [プロジェクトを続行] メニュー アイテムを使用できます。
1 つの同じプロジェクト インスタンスを操作 (同時操作)
複数のエンクロージャ ベイの接続をインストールする必要があり、編集するプロジェクトに複数のレイアウト スペースレイアウト スペースは、配置済みのデバイスを示す 3D 表示エリアです。これは、3D データの表示と編集に使用できます。が含まれているか 1 つのレイアウト スペースに複数のエンクロージャが含まれている場合、または 1 つのエンクロージャ内で複数の実装パネルの接続をインストールする必要がある場合、製造チームのメンバーのいずれかが、事前に承認を受けてから、[プロジェクト] > [プロジェクトを開く] メニュー アイテムを選択します。その他のユーザーは [プロジェクト] > [プロジェクトを続行] メニュー アイテムを使用して同じプロジェクト インスタンスを編集対象として選択することでそのプロジェクトに同時に参加します。
プロジェクトを開く
必須条件
- 事前に設定されている作業ディレクトリにアクセスできること。
- 管理者EPLAN Smart Wiring をセットアップする権限を有する人。たとえば、管理者は作業ディレクトリを指定したり、ユーザーの登録方法を定義したりします。によってプロジェクト ファイルが作業ディレクトリまたはサブディレクトリのいずれかに置かれていること。
手順
- メニュー アイテムの [プロジェクト] > [プロジェクトを開く] を選択します。
- 次のダイアログで、そのディレクトリに移動します。
- プロジェクト ファイルを選択します。
- プロジェクト ファイルがロードされ、そのプロジェクトのインスタンスが生成されます。
- プロジェクト インスタンスに一意の ID が割り当てられます。これが接続リストのタイトル バー内のプロジェクト名の横に表示されます。
- [レイアウト スペースの選択] ダイアログで、ルーティング接続を編集するプロジェクト インスタンスの必要なレイアウト スペースを選択します。
- 必要に応じて、選択ダイアログのプレビューを使用して、レイアウト スペースに含まれている実装レイアウトレイアウト スペース内に配置されたメカニカル コンポーネントと電気コンポーネント (エンクロージャ)を表示します。
- レイアウト スペースを選択します。
- 選択ダイアログが閉じます。
- 選択したレイアウト スペースの接続リストが開きます。
- 3D ビュー3D ビューは EPLAN Smart Wiring の独立した表示領域です。これはロードされたプロジェクトで 3D 情報が使用可能な場合には必ず表示されます。で、レイアウト スペースの実装レイアウトが表示されます。
注記
[レイアウト スペースの選択] ダイアログは、開いたプロジェクトまたは続行したプロジェクト インスタンスが *.EPDZ タイプのプロジェクト ファイルに基づいており、複数のレイアウト スペースが存在する場合にだけ表示されます。
ヒント
プロジェクト選択時に [フィルター] フィールドに任意の文字を入力します。プロジェクトの選択肢が自動的に絞り込まれ、入力した文字列が名前に含まれているプロジェクトだけが表示されます。
プロジェクトを続行
必須条件
自分自身、または自分が属する製造チームの他のメンバーが、選択されている作業ディレクトリにプロジェクトをすでにロード (および編集) し、プロジェクト インスタンスを作成していること。
手順
- メニュー アイテムの [プロジェクト] > [プロジェクトを続行] を選択します。
- [プロジェクトを続行] ダイアログが開きます。
- 現在選択されている作業ディレクトリに自分自身または製造チームのメンバーによってロードされているプロジェクトがすべてリストされます。
- 最後にロードされたプロジェクトがリストの先頭に表示されます。
- 各プロジェクトについて、最後にいつ開かれたかについて情報が示されます。
- このダイアログで、任意のプロジェクトを選択します。
- そのプロジェクトの既存のすべてのインスタンスのリストが開きます。
- 最も最近変更されたプロジェクト インスタンスがリストの先頭に表示されます。
- プロジェクト インスタンスごとに、いつ作成され、最も最近の変更がいつ実行されたかについて、情報が表示されます。
- 必要なプロジェクト インスタンスを選択します。
- [レイアウト スペースの選択] ダイアログで、ルーティング接続を編集するプロジェクト インスタンスの必要なレイアウト スペースを選択します。
- 必要に応じて、選択ダイアログのプレビューを使用して、レイアウト スペースに含まれている実装レイアウトを表示します。
- レイアウト スペースを選択します。
- 選択ダイアログが閉じます。
- 選択したレイアウト スペースの接続リストが開きます。
- 3D ビューで、レイアウト スペースの実装レイアウトが表示されます。
注記
- [レイアウト スペースの選択] ダイアログは、開いたプロジェクトまたは続行したプロジェクト インスタンスが *.EPDZ タイプのプロジェクト ファイルに基づいており、複数のレイアウト スペースが存在する場合にだけ表示されます。
- [プロジェクトを続行] ダイアログでは、一定の条件の下で、プロジェクト名の横に色付きのシンボルが表示され、プロジェクト インスタンスに色付きの枠が表示されます。これらのシンボルと枠はプロジェクトのインストール ステータスとチェック ステータスの表示に使用されます。
ヒント
[プロジェクトを続行] ダイアログのボタンも使用してください:
- [最後のプロジェクトの状態を開く] では、プロジェクトを選択せずに、最後に編集したプロジェクト インスタンスの最新バージョンを開くことができます。このボタンの左側にはプロジェクト名が表示されます。
- [再起動] では、プロジェクトを選択すると、選択したプロジェクトが再び開き、これによって新しいプロジェクト インスタンスが生成されます。
- [最後の変更を開く] では、プロジェクトを選択すると、最近編集されたプロジェクト インスタンスの最後の状態がただちに開きます。