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スイッチ ギアの合計消費電力の計算

合計消費電力を正確に計算するためには、特定のプロパティ設定することで関連するコンポーネントを準備する必要があります。

必須条件:

  1. プロジェクトのプロパティとして、次のプロパティの値を入力します。

  2. プロパティ名

    値の例

    熱設計: 電圧

    230 V

    熱設計: 周波数

    50 Hz

    熱設計: 同時性係数

    0.75

  3. エンクロージャ (= 計算する空調範囲) のプロパティとして、消費電力計算の一般条件を表す値を入力します。

  4. プロパティ名

    値の例

    熱設計: 空調範囲

    1

    熱設計: 最高外部温度

    50°

    熱設計: 最高内部温度

    65°

    熱設計: 最低外部温度

    熱設計: 最低内部温度

    熱設計: 設置状況

    シングル ハウジング、自立式

  5. 各デバイス部品の [プロパティ] タブでデバイスの部品データとして消費電力の値を入力します。
  6. デバイスにグローバル プロジェクト プロパティ [熱設計: 同時性係数] とは異なる値を指定する場合、部品配置のプロパティとしてプロパティ [熱設計: 同時性係数 (デバイス)] の値を入力します。
  7. [プロパティ] タブで各バスバー部品の部品データとしてバスバーの次の部品プロパティの値を入力します。選択した材料に応じて、一部の値は自動的に設定されます。

  8. プロパティ名

    値の例

    標準長さ

    900 mm

    レール断面

    40 mm²

    レール材料

    銅 Cu-ETP CW004A

    導電率 (+20 °C)

    57 MS/m (= 1 メートル当たりのメガ ジーメンス)

    温度係数

    0.004 1/K

  9. 部品配置電流供給側バスバーでプロパティ [熱設計: 動作電流] の値 (例: 800 A) を入力します。
  10. レイアウト スペース ナビゲーターで、合計消費電力を計算するレイアウト スペースを選択します。
  11. メニュー アイテム[ユーティリティ] > [レポート] > [合計消費電力の計算] を選択します。
  12. [消費電力の計算] ダイアログで、レポートする空調範囲を選択します。
  13. [OK] をクリックします。

    入力した値に基づいて合計消費電力が計算され、[熱設計: 空調範囲の合計消費電力[n]] プロジェクト プロパティに入力されます。

注記:

消費電力のすべての入力は値と単位ワットの形式 (例 "10 W") で行います。

単位の指定は必須です。空白を使用できます (例 "10 W")。

関連項目