このタブでは、表示プロパティと、必要に応じて寸法値を編集します。
メイン ダイアログの要素の概要:
[表示] グループ ボックス
直列寸法、累進寸法、並列寸法では、このフィールドに個々のセクションが表示されます。その他すべての寸法では、このフィールドは表示されません。プロパティを表示または変更するセグメントを選択します (複数のセグメントを選択するには、Ctrl キーを押しながら必要なセグメントをクリックします)。
プレフィックスは寸法値の前に配置されます。ドロップダウン リストからエントリを選択するか、値を手入力します。どのような文字でも使用できます。
既定では、このフィールドは書き込み禁止であり、自動計算された寸法値が表示されます。寸法値を手動で変更する場合、[自動] チェック ボックスをオフにします。この方法によって、縮尺がない長さに寸法を指定することもできます。
警告:
手動で入力した寸法値の [単位] プロパティや [精度] プロパティを変更した場合、設定によっては、指定されている値が失われることがあります。たとえば、"0.000" の精度で寸法値 "1.234 mm" を入力した場合、単位を "m" に変更すると値は "0.001 m" に変わります。あとから単位を "mm" に戻した場合、寸法値は "1.000 mm" に変わります。
サフィックスは寸法値の後ろに配置されます。ドロップダウン リストからエントリを選択するか、値を手入力します。どのような文字でも使用できます。
[寸法値] グループ ボックス
ここには寸法値から寸法線までの距離を指定します。プロジェクト設定の値が既定値として使用されます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、寸法値は寸法または該当するセクションの中央に表示されます。この設定は寸法値の角度と配置にも影響します。[寸法値を中央に表示する] 設定がオンの場合、これらは [書式] タブで灰色表示になり、変更できません。
注記:
マウスを使用して寸法値を移動すると、寸法値がマウスに追従し、[寸法記入] タブの [寸法値を中央に表示する] チェック ボックスがオフになり、[寸法線までの距離] フィールドが削除されます。このチェック ボックスを再びオンにして元の距離値を入力すると、その寸法値は元の位置に戻ります。
ドロップダウン リストから寸法単位を選択します。プロジェクト設定の値が既定値として使用されます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、寸法線に寸法値とともに単位が表示されます。
このチェック ボックスがオフになっている場合、寸法値だけが表示されます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、寸法値がメートル単位 (mm、cm など) とインチ単位の両方で表示されます。
2 つ目の単位 ([単位] フィールドで設定されていない単位) の寸法値は 1 つ目の単位の寸法値に続けて角かっこ内に表示されます (例: 88 mm[3.46"])。2 つ目の単位の寸法値は 1 つ目の単位の寸法値と同じ精度で表示されますが、小数桁数は 2 桁に制限されます。
このチェック ボックスがオフになっている場合、寸法値は [単位] フィールドで指定されている単位でのみ表示されます。
注記:
角度寸法には 2 つの単位を表示できません。このため、プロパティ ダイアログで [2 つの単位で表示する] チェック ボックスは灰色表示になります。
このドロップダウン リストから、寸法値に表示する小数桁数を選択します。プロジェクト設定の値が既定値として使用されます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、桁埋めのゼロは表示されません。
このチェック ボックスがオンになっている場合、"0.5"、"0.25"、"0.125"、"0.0625" などの小数やその倍数は分数として表示されます。小数 "1/2"、"1/4"、"1/8"、"1/16" とその倍数を使用できます。その他の小数は分数として表示されません。
このチェック ボックスがオンになっている場合、寸法方向にかかわらず、寸法値は必ず水平に表示されます。
このチェック ボックスがオフになっている場合、寸法値は必ず寸法方向に表示されます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、寸法値は寸法線の中央に配置され、寸法線が分断されます。寸法値は必ず中央に水平に表示されます。この場合、[水平寸法値] および [寸法値を中央に表示する] チェック ボックスは灰色表示になります。この設定は寸法値の角度と配置にも影響します。これらは [書式] タブで灰色表示になり、変更できません。
[寸法線の中央に寸法値] 設定がオンになっている場合の長方形の直線寸法:
関連項目