このダイアログでは、プロジェクト データと部品データをファイルに出力するため、書式要素を使用してこれらのデータの計算式を作成できます。
メイン ダイアログの要素の概要:
このフィールドには、計算式に使用可能なすべての書式要素が表示されます。
部品の合計金額から割引金額を差し引いた金額を自動計算して出力します。
合計購入価格 * (100 - 割引) : 100
部品管理で割引率をすでに入力しています ([ユーティリティ] > [部品] > [管理] の [価格 / その他] タブの [割引] フィールド)。
[設定: 製造データのエクスポート / ラベル付け] ダイアログで、"部品集計表" スキームを選択します。"計算" 書式要素を選択します。[書式: 計算] ダイアログで、指定されている順序で次の書式要素を入力します。
書式要素 |
意味 |
---|---|
[プレースホルダー テキスト] 書式要素を選択します。[部品参照データ] プレースホルダー要素と [合計購入価格 通貨 1] プロパティを選択します。 |
|
* |
書式要素 * を選択します。 |
( |
書式要素 ( を選択します。 |
番号 |
[番号] 書式要素を選択します。値として「100」と入力します。 |
- |
書式要素 - を選択します。 |
プレースホルダー テキスト |
[部品データ] 要素と [割引] プロパティを選択します。 |
) |
書式要素 ) を選択します。 |
/ |
書式要素 / を選択します。 |
番号 |
[番号] 書式要素を選択します。値として「100」と入力します。 |
書式要素 |
意味 |
---|---|
プレースホルダー テキスト |
[プレースホルダー テキスト - <レポート タイプ>] ダイアログが開きます。プレースホルダー テキストを計算式に挿入できます。 |
+ |
加算 |
- |
減算 |
* |
乗算 |
/ |
除算 |
( |
書式要素「)」とペアで使用することで、複数の書式要素をグループ化します。これによって計算式での計算順序が定義されます。 |
) |
書式要素「(」とペアで使用することで、複数の書式要素をグループ化します。これによって計算式での計算順序が定義されます。 |
番号 |
[書式: 番号] ダイアログが開きます。定数を計算式に入力できます。 |
このフィールドには、計算式の書式を構成する書式要素が表示されます。
このフィールドの値は、結果に使用される最小桁数を定義します。この値は整数部にのみ影響します。結果の整数部の桁数がここで指定した桁数より少ない場合、値がない桁は [充てん文字] フィールドで定義した充てん文字によって埋められます。
値がない桁にこの充てん文字が埋め込まれます。埋める桁数は [最小桁数] フィールドに入力した値によって異なります。
[最小桁数] フィールドに値 4 を入力し、[充てん文字] に値 0 を入力した場合、数値は 0001 などとして出力されます。
このフィールドの値は、結果に表示される小数桁数を定義します。結果の小数桁数が表示可能な桁数より多い場合、表示可能な小数桁数に丸められます。結果の小数桁数が表示可能な桁数より少ない場合、値がない桁は [充てん文字] フィールドで定義した充てん文字によって埋められます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、小数桁は充てん文字によって埋められません。結果の小数桁数が表示可能な桁数より少ない場合でも、結果は変わりません。結果の小数桁数が表示可能な桁数より多い場合、表示可能な小数桁数に丸められます。
このグループ ボックスでは、計算式の結果のフィールドの長さを定義します。
- [可変 (長さ制限なし)]: このオプションを選択した場合、フィールドの長さは制限なしになります。
- [可変 (長さ制限あり)]: このオプションを選択した場合、フィールドの長さが制限されます。選択したプロパティのテキストがフィールドの長さを超える場合は、[文字数] フィールドに指定した長さに合わせて切り捨てられます。
- [固定]: このオプションを選択した場合、フィールドの長さは固定になります。フィールドの長さは [文字数] フィールドに入力します。
- [文字数]: このフィールドは、[固定] または [可変 (長さ制限あり)] オプションを選択した場合に使用できます。このフィールドの数値は、フィールドの長さを指定します。
- [右揃えで出力する]: このフィールドは、[固定] オプションを選択した場合に使用できます。このチェック ボックスがオンの場合、選択したプロパティのテキストは右揃えで出力されます。
この機能は、上位プレースホルダー要素である書式要素に適用されます。上位プレースホルダー要素は、インデックス 0 として指定されます (たとえば、"端子部品" とします)。これに、インデックス [1] から インデックス [10] の下位プレースホルダー要素が含まれます ("端子部品 [1]" から "端子部品 [10]")。上位プレースホルダー要素の "端子部品" は、端子台全体の端子部品を出力します。このフィールドには、[書式: 区切り文字] ダイアログの [...] で定義した区切り文字が表示されます。この区切り文字が、プロジェクト データ値の間に挿入されます。
関連項目