この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

P001033: 手動サドル ジャンパーは生成できません。<x>

原因

手動サドル ジャンパーを生成できない場合、プレースホルダー <x> に表示されている次の原因が考えられます。

1. サドル ジャンパー情報 <y> をレポートできませんでした。

端子に定義されているプロパティ [手動サドル ジャンパー (内部)] または [手動サドル ジャンパー (外部)] が有効な値 <y> ではありません。レポートできない文字が挿入または追加された可能性があります。

2. ジャンパーの終了点に端子がありません。

端子に定義されているプロパティ [手動サドル ジャンパー (内部)] または [手動サドル ジャンパー (外部)] の値では、サドル ジャンパーが長すぎます。このため、ジャンパーの終了点で端子が見つかりません。サドル ジャンパーの終了点に対応する端子がない状態で、ジャンパーの開始点と増分の値が手動で拡張された可能性があります。あるいは、既存のサドル ジャンパーの一部である最後の端子が削除されています。

3. 端子 <y> には内部サドル ジャンパー接続ポイントがありません。

この端子には [手動サドル ジャンパー (内部)] プロパティが定義されています。このプロパティに従って、指定した端子にジャンパーを設定する必要があります。ただし、この端子には内部サドル ジャンパー接続ポイントがないので、サドル ジャンパーは生成できません。このような状況は、既存の手動生成した内部サドル ジャンパーの関連端子が内部サドル ジャンパー接続ポイントを持たないように機能定義を変更した場合などに発生します。

4. 端子 <y> には外部サドル ジャンパー接続ポイントがありません。

この端子には [手動サドル ジャンパー (外部)] プロパティが定義されています。このプロパティに従って、指定した端子にジャンパーを設定する必要があります。ただし、この端子には外部サドル ジャンパー接続ポイントがないので、サドル ジャンパーは生成できません。このような状況は、既存の手動生成した外部サドル ジャンパーの関連端子が外部サドル ジャンパー接続ポイントを持たないように機能定義を変更した場合などに発生します。

解決方法

どの理由でも、最初の手順として、[メッセージ管理] ダイアログのポップアップ メニューの [移動 (グラフィックス)] 機能を使用して、回路図で関連する端子を特定します。

以降のすべての手順については、メッセージ オプションごとに以下で説明します。

1. サドル ジャンパー情報 <y> をレポートできませんでした。

必須条件:

回路図で各端子を特定してハイライトしていること。

  1. [プロパティ] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
  2. 端子のプロパティ ダイアログの 1 つ目のタブを選択します。
  3. プロパティ テーブルからプロパティ [手動サドル ジャンパー (内部)] または [手動サドル ジャンパー (外部)] を削除します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. メニュー アイテムの [プロジェクト データ] > [端子台] > [編集] を選択します。
  6. [端子台の編集] ダイアログで、手動でジャンパーを設定する端子を選択します。

  7. ツール バーで、 ボタン ([手動サドル ジャンパー (内部) の生成]) または ボタン ([手動サドル ジャンパー (外部) の生成]) をクリックします。

    必要なサドル ジャンパーが生成されます。
  8. [OK] をクリックします。

    端子にプロパティ [手動サドル ジャンパー (内部)] または [手動サドル ジャンパー (外部)] が再定義され、正確な情報が入力されます。
  9. 新しいチェック ランを開始します。

2.: ジャンパーの終了点に端子がありません。

「1.: サドル ジャンパー情報 <y> をレポートできませんでした。」のセクションの説明に従います。

3.: 端子 <y> には内部サドル ジャンパー接続ポイントがありません。

必須条件:

回路図で各端子を特定してハイライトしていること。

  1. [プロパティ] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
  2. 端子のプロパティ ダイアログで、[シンボル / 機能データ] タブを選択します。
  3. [機能データ (論理)]ループ ボックスで、[定義] フィールドの横にある [...] をクリックします。
  4. 開いたダイアログで、サドル ジャンパー接続ポイントがある端子を機能定義として選択します。
  5. [OK] をクリックします。
  6. プロパティ ダイアログの [論理] ボタンをクリックします。
  7. [内部 / 外部] プロパティで、いずれかのサドル ジャンパー接続ポイントに値 "内部" を割り当てます。
  8. [OK] をクリックしてすべての変更を確定します。
  9. 新しいチェック ランを開始します。

4.: 端子 <y> には外部サドル ジャンパー接続ポイントがありません。

「3.: 端子 <y> には内部サドル ジャンパー接続ポイントがありません。」のセクションの説明に従います。ただし、[内部 / 外部] プロパティで、いずれかのサドル ジャンパー接続ポイントに値 "外部" を割り当てます。