この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

P001036: 機能テンプレートがある部品にもかかわらずローカル機能テンプレート

原因

EPLAN で部品機能テンプレートが使用可能になりました。ただし、端子台などの機能では "ローカル" 機能テンプレートも使用できます。端子台のそのようなローカル機能テンプレートは、ポップアップ メニューから [端子台の編集] ダイアログなどで作成できます。ローカル機能テンプレートを持つ端子台に、機能テンプレートがある部品が割り当てられた場合、通常はローカル機能テンプレートが削除されます。

現在のプロジェクトで以前のバージョンの EPLAN (バージョン 2.4 以前) からの端子台を使用している場合、プログラムの動作はこれとは異なる可能性があります。そのような端子台にすでにローカル機能テンプレートがあり、機能テンプレートを持つ部品がこの端子台に割り当てられた場合、ローカル機能テンプレートが削除されない可能性があります。以前のバージョンからの端子台に、機能テンプレートを持つ部品がすでにあったにもかかわらず、ローカル機能テンプレートの生成が許可された可能性もあります。この 2 つの原因のいずれかが発生したことにより、このメッセージが出力されました。

解決方法

端子台のローカル機能テンプレートを直接削除することはできません。

このため、次の手順をお勧めします。

  1. 最初に、[メッセージ管理] ダイアログのポップアップ メニューの [移動 (グラフィックス)] 機能を使用して、回路図で関連する端子台を特定します。
  2. [プロパティ] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
  3. 端子台のプロパティ ダイアログで [部品] タブを選択します。
  4. [個数 / 量] フィールドで、使用されている部品のいずれかに入力されている値を増やします。個数または量をどれだけ増やしても構いません。変更することのみが重要です。
  5. [OK] をクリックしてプロパティ ダイアログを閉じます。

    ローカル機能テンプレートが削除されます。
  6. プロパティ ダイアログを再び開き、[部品] タブの [個数 / 量] フィールドで先ほど増やした値を修正します。
  7. 新しいチェック ランを開始します。