EPLAN ニュース 2.8

フィールド名称とプロパティの統一

このバージョンでは、PLC エリアで、ダイアログ内のエントリ フィールドの名称と関連プロパティの名称が統一されました。

利点:

名前変更により、フィールド名称と関連プロパティの関係がわかりやすくなりました。これにより、たとえば、プロパティ ダイアログでの必要なプロパティの選択やレポートの表示が簡単になります。

これらの統一に伴い、対応するエラー チェックの名前が変更されました。

論理ネットワーク / 物理ネットワーク

これまでは、論理ネットワークの名前はバス ポートのプロパティ ダイアログの [バス マスター / バス カプラー] フィールドで指定し、物理ネットワークの名前は [バンドル / ネットワーク ID] フィールドで指定していました。関連プロパティの名前はフィールド説明と異なりました。
論理ネットワークと物理ネットワークのプロパティが標準化され、"論理ネットワーク" および "物理ネットワーク" というプレフィックスによって区別されるようになりました。これにより、プロパティはプロパティ テーブルに縦にグループ化されて表示されます。プロパティの意味が明確になりました。

古い名称 (フィールド)

古い名称 (プロパティ)

新しい名称 (フィールドとプロパティ)

マスター ID

マスター

論理ネットワーク: バス ポートはマスター

バス マスター / バス カプラー

マスター: 名前

論理ネットワーク: 名前

バス マスター / バス カプラー (間接)

マスター (間接)

論理ネットワーク: 名前 (間接)

バンドル / ネットワーク ID

バンドル / ネットワーク ID

物理ネットワーク: 名前

バンドル / ネットワーク ID (間接)

バンドル / ネットワーク ID (間接)

物理ネットワーク: 名前 (間接)

ポジション / バス ID

ポジション / バス ID

物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号

ポジション / バス ID 2

ポジション / バス ID 2

物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 2

ポジション / バス ID (間接)

ポジション / バス ID (間接)

物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 (間接)

ポジション / バス ID 2 (間接)

ポジション / バス ID 2 (間接)

物理ネットワーク: バス ID / アイテム番号 2 (間接)

デバイス説明

他のファイルも GSD ファイルとして使用可能であるため、GSD ファイル名のエントリ用プロパティの名前が一般的な用語 "デバイス説明" に変更されました。

古い名称

新規名称

GSD ファイル名

デバイス説明: ファイル名

GSD ファイル内のインデックス

デバイス説明: ファイル内のインデックス

バス インターフェイス

バス インターフェイスを参照するプロパティの名前が変更され、"バス インターフェイス" というプレフィックスが割り当てられました。これにより、プロパティはプロパティ テーブルに縦にグループ化されて表示されます。バス インターフェイスのデータが格納されるバス ポートを、インターフェイス マスターではなくメイン バス ポートと呼ぶようになりました。

古い名称

新規名称

バス インターフェイス名

バス インターフェイス: 名前

バス インターフェイス名 (間接)

バス インターフェイス: 名前 (間接)

バス ポートはインターフェイス マスター

バス インターフェイス: メイン バス ポート

バス ポートはインターフェイス マスター (間接)

バス インターフェイス: メイン バス ポート (間接)

関連項目