EPLAN PPE では、PCT ループ要素およびその実装に必要なアクセサリのグラフィカル表示に接続仕様が使用されます。グラフィカル表示に加え、使用される材料が一覧表示される実装アクセサリ リストをこの接続仕様のテーブル ビューとして作成できます。これらは部品管理から取得できますが、必ずしも部品管理から取得する必要はありません。
PPE プロジェクトのデータ インポート中、接続仕様はアセンブリとしてマッピングされ、プロジェクトで複数の部品から成る 1 つのアセンブリが各接続仕様に作成されます。このとき、接続仕様番号がアセンブリの "部品番号" になり、接続仕様の名称がアセンブリの "名称 1" になります。部品管理に部品が存在する場合、その部品が保存されます。部品が 1 つも存在しない場合、接続仕様のデータを含む部品がプロジェクトにのみ作成されます。必要な場合、あとから部品管理との同期を実行できます。
PPE プロジェクトからの接続仕様は以降もグラフィカル ページとして存在します。プロパティ配置は固定のテキストに置き換えられます。このため、接続仕様はデータ インポート時の状態に凍結されます。データを再び接続仕様とリンクさせるには、"アセンブリ / モジュール概要" タイプのレポートを作成するか既存のページに配置する必要があります。
部品管理での接続仕様
部品管理で "機械学" 一般製品グループ内の "接続仕様" 製品グループをアセンブリの分類に使用できます。この製品グループには、製品サブグループ "一般"、"未定義"、および "アクセサリ" が含まれています。部品の同期後、これらのアセンブリは製品サブグループ "機械学 > 接続仕様 > 一般" に分類されます。
アセンブリの個々の部品は "機械学" 一般製品グループの "コンポーネント" レコード タイプでも管理されます。部品の同期中、これらの部品には "接続仕様" 製品グループが割り当てられますが、"アクセサリ" 製品サブグループにソートされます。
PPE プロジェクトのデータ インポート中、実装アクセサリの有効なアイテム番号とバリアントが接続仕様から部品管理の [アセンブリ] タブにある [アイテム番号] と [補足テキスト] の 2 つの列に自動的に入力されます。
プランニング オブジェクトでの接続仕様
接続仕様 (アセンブリ) をプランニング オブジェクトに割り当てるには、[部品] タブで部品選択を開き、そこで必要なアセンブリ部品を選択します。
PPE プロジェクトのデータ インポート後、プランニング オブジェクト (センサー、アクチュエーターなど) に割り当てられている変換後の接続仕様が [部品] タブにアセンブリ部品として保存されます。これらのアセンブリ部品は 10 番目の部品行に自動的に分類されます。
注記:
プランニング オブジェクトの接続仕様の識別に [接続仕様] (ID 44056) プロパティも使用できます。このプロパティを 1 つ目のタブのプロパティ テーブルに表示するよう選択できます。このプロパティには、[部品] タブで入力した "接続仕様" 製品グループの 1 つ目のアセンブリ部品が示されます。
関連項目