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管クラスと物質のテンプレート

配管のデータには、管クラスと、各配管を介して輸送される物質 ("水"、"オイル"、"酸素" など) があります。セグメント テンプレート ナビゲーターで、プロジェクトで必要となる管クラスと物質および関連するすべてのデータをテンプレートとして事前に定義できます。つまり、事前計画で新規セグメント作成する際や P&I ダイアグラムで配管を定義する際に、関連データを何度も入力する必要がなくなり、代わりにこれらのテンプレートを繰り返し使用できます。セグメント テンプレート ナビゲーターのポップアップ メニュー アイテム [エクスポート] および [インポート] を使用して、管クラスと物質のテンプレートをその他のユーザーに提供できます。

管クラスと物質の作成

管クラスと物質のテンプレートは、セグメント テンプレート ナビゲーターの階層レベル "その他のテンプレート" で管理されます。セグメント テンプレートとは異なり、管クラス / 物質のテンプレートはそのポップアップ メニュー アイテム ([新規管クラス][新規物質]) でのみ作成できます。

管クラス テンプレートでは、識別名や説明の他に、[圧力レベル (仮)][材質][標準] などのプロパティを指定できます。初期状態では、物質テンプレートでその他のプロパティをデータ入力に使用することはできません。ユーザー定義プロパティの構成によって、管クラスと物質のデータを選択および入力する際にその他のプロパティを使用可能にすることができます。

テンプレートの選択

作成した管クラスと物質を事前計画内のセグメントで選択できます。P&I ダイアグラム内の配管定義ポイントと配管接続ポイントで管クラスと物質を選択できます。

部品選択とデバイス選択のフィルターとして割り当てられている部品

[部品] タブで管クラス テンプレートに追加の部品を保存できます。管クラスに割り当てられている部品だけをあとからセグメントでの部品選択の際に選択できます。

P&I ダイアグラム内のデバイスまたは接続に管クラスを選択した場合、デバイス選択の際には、その管クラスに保存されている部品だけが対応する選択条件の設定で考慮されます。

チェック ラン

管クラスと物質の設定ではさまざまなチェック ランを実行できます。チェック ラン 028028 および 028029 を使用して、オブジェクトに入力された物質または入力された管クラスがテンプレートとしてプロジェクト内に存在するかどうかをチェックできます。

チェック ラン メッセージ 005092、007031、および 028031 を使用して、接続 / 機能 / セグメントに入力されている部品が選択した管クラスと一致しているかどうかをチェックできます。

関連項目