グローバル編集機能では、レポート ページに変更を加え、すべてのビューのすべての論理ページに変更内容をただちに反映できます。
注記:
- レポート ページ上でオブジェクトのデータを変更した場合、そのページでのみ、そのオブジェクトを含む行または列が更新されます。このオブジェクト データが含まれているその他のレポート ページは変更されません。必要に応じてこれらのレポートも更新します。
- ページ タイプが [フォーム ドキュメンテーション]、[図枠ドキュメンテーション]、[リビジョン概要]、[シンボル概要] であるレポート ページでは、グローバル編集は行えません。
- 別のプロジェクトに生成されたレポートは、元のオブジェクトへの参照を失います。したがって、このようなページではグローバル編集を行えません。
- レポート ページ上のエントリにはオブジェクトへの参照がないものもあります。そのようなエントリでは編集ダイアログを開くことができません。ダブルクリックすると必ず [プロパティ - プレースホルダー テキスト] ダイアログが開きます。
必須条件:
レポート ページを開いていること。
- レポート ページで任意のプレースホルダー テキストを選択します。
- [ポップアップ メニュー] > [プロパティ (グローバル)] の順に選択します。
ソース オブジェクトにリンクしている編集ダイアログが開きます。 - 各ダイアログで必要な変更を行います。
- [OK] をクリックします。
レポート ページに変更内容がただちに反映されます。すべてのビューのすべての論理ページでもソース オブジェクトのデータが自動的に更新されます。
開いたデバイス タグ リストを確認したところ、安全ヒューズの DT -F25 は誤りであることに気付きました。この機能のデバイス タグにカーソルを合わせ、[ポップアップ メニュー] > [プロパティ (グローバル)] の順に選択します。
[プロパティ (グローバル): 一般デバイス] ダイアログが開きます。[安全ヒューズ (デバイス)] タブで、[フル DT] をクリックし、デバイス タグの連番を 3 などに変更します。[OK] をクリックしてこのダイアログを閉じると、新しい DT がデバイス タグ リストにただちに表示されます。デバイス タグはこの機能にリンクしているすべての論理ページ (回路図マルチラインなど) でも更新されます。
プロジェクトの部品リストにも安全ヒューズの間違った DT が表示されています。(手動で) このページを更新します。これには、ページ ナビゲーターで部品リストを選択し、[ユーティリティ] > [レポート] > [更新] の順に選択します。部品リストに正しい DT が表示されます。
[オプション] で [プロパティ (グローバル)] メニュー アイテムを選択した場合、プレースホルダー テキストをダブルクリックすると、ソース オブジェクトの各編集ダイアログも開きます。このオプションが選択されていない場合、プレースホルダー テキストをダブルクリックすると [プロパティ - プレースホルダー テキスト] ダイアログが開きます。
ヒント:
既存のレポート ページを開くと自動的に更新されるように EPLAN を設定できます。これには、ユーザー設定 [ページを開くときにレポートを更新する] ([オプション] > [設定] > [ユーザー] > [表示] > [一般]) を選択します。
関連項目