リビジョン マーカーは自動的に生成されてプロジェクトに表示されます。これには次の 2 つの方法があります。
- リビジョンを生成したあともリビジョン プロジェクトで作業を行っている場合、変更に自動的にマークが付きます ("変更履歴")。
- 2 つのプロジェクトのプロパティを比較した場合、リビジョン結果リストに変更が記録され、さらにプロジェクトで自動的にマークが付きます。これらのマーカーを削除した場合、結果リストからリビジョン マーカーを再生成して変更をプロジェクトに再び表示できます。既定では、プロジェクトの比較を新たに実施するたびに、リビジョン結果リストが上書きされます。
回路図内のリビジョン変更にはグラフィカル マーカーが表示されます。[設定: リビジョン] ダイアログのプロジェクト設定 ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [管理] > [リビジョン (グラフィカル表示)]) を使用してこのグラフィックスの外観とサイズを定義できます。
レポート内の変更にもグラフィカル マーカーが表示されます。対応するレポート ページで変更されたオブジェクトがマークされます。
プロパティの変更も、[リビジョン マーカー (変更追跡)] または [リビジョン マーカー (プロパティの比較より)] プロパティに入力されたマーカー テキストで示されます。さらに、修正されたオブジェクトにはグラフィカル マーカーが表示されます。
変更履歴では、このテキストは自動生成されますが、変更可能です。書式も [設定: リビジョン (変更履歴)] ダイアログのプロジェクト設定で指定します。
プロジェクトの比較では、このテキストを [プロジェクト プロパティの比較] ダイアログで入力します。
ヒント:
回路図エリア、ページ、またはレイアウト スペースのコピーと挿入時や、マクロの挿入時に、リビジョン データとリビジョン マーカーがいずれもコピーに含まれず、ターゲット プロジェクトに挿入されない場合、ユーザー設定 [挿入時にリビジョン データとリビジョン マーカーを維持] をオフにします。
削除マーカー
[オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [管理] > [リビジョン (変更履歴)] で [削除中に削除マーカーを作成して削除されたページをリストする] チェック ボックスがオンになっている場合、リビジョン プロジェクトのプロジェクト ページで削除されたオブジェクト (コンポーネント、テキストなど) には、リビジョン マーカーと特殊オブジェクト (削除マーカー) が表示されます。削除済みオブジェクトに設定されている色がリビジョン マーカーに使用されます。削除マーカーは以前に存在したオブジェクトと同じ位置に配置され、削除マーカーにはプロパティ ダイアログがあります。
削除マーカーはプロジェクト プロパティの比較でも生成できます。これには、[プロジェクト プロパティの比較] ダイアログで [削除済みオブジェクトに削除マーカーを作成する] チェック ボックスがオンになっている必要があります。
削除されたページの表示
[削除中に削除マーカーを作成して削除されたページをリストする] チェック ボックスがオンになっている場合、リビジョン プロジェクトのページを削除したときに、削除されたページについての情報が保存されます。[削除されたページ] ダイアログを使用して関連するリストを表示できます。このダイアログは [ユーティリティ] > [リビジョン管理] > [変更履歴] > [削除されたページ] メニュー アイテムから開くことができます。ここに表示されているデータは変更できません。
削除されたページをリビジョン概要に表示することもできます。フォーム プロパティ [削除されたページ付きでのリビジョン出力] (ID 13088) が選択されている場合、削除されたページがリビジョン概要に出力されます。また、[リビジョン出力タイプ] (ID 13106) プロパティで "ページ" オプションを選択する必要があります。
関連項目