ルーティングによって決定された接続のルーティング トラックは、ルートの変更に影響を受ける場合があります。
- ルーティングされた接続は、あるルーティング パスから別のルーティング パスにルーティングできます。
- ルーティングされていない接続は、ルーティング パス上に配置して、そこからルーティング接続を作成できます。
ルートを変更することで、[レイアウト スペース: ルーティング トラック詳細] 接続プロパティが設定されます。これ以降、これらの接続のルーティングでは接続フィルターが考慮されなくなります。
ルーティングを変更するには、修正ポイントを使用します。これらのポイントは、ルートの手動修正時に表示されます。修正ポイントを別の場所に移動することにより、接続のルーティング トラックを修正できます。複数の接続がルーティング パスまたはダクトを通っている場合には、選択ダイアログが表示されるので、新しいルーティング パス / 新しいダクトに移動する接続を選択します。そのあと、ルーティング パスとルーティング レンジを選択した接続の [レイアウト スペース: ルーティング トラック詳細] プロパティに入力します。
- メニュー アイテムの [プロジェクト データ] > [接続] > [ルートの変更] を選択します。
手動および自動のルーティング パスと、表示された非ルーティング接続に、立方体の形をした修正ポイントが表示されます。ルーティング レンジの場合、修正ポイントは各ルーティング レンジの中央に表示されます。
ステータス バーにプロンプト "ソース ルーティング パスの選択" が表示されます。 - ルーティング トラックから除去するルーティング パスに属するポイントの近くへカーソルを移動します。
スナップ ポイントとして修正ポイントを囲む赤い正方形が表示されます。 - スナップ ポイントを選択します。
ステータス バーにプロンプト "ターゲット ルーティング パスの選択" が表示されます。 - 接続を再ルーティングするルーティング パスに属するポイントの近くへカーソルを移動します。
ソース ルーティング パスの最初に選択した修正ポイントとカーソルの間に白い線が表示されます。 - ターゲット ルーティング パスの修正ポイントをクリックして選択します。
[接続] ダイアログが開き、ソース ルーティング パスを通るすべての接続が表示されます。表示された接続はダイアログですでにハイライトされています。 - 選択したターゲット ルーティング パスにルート変更する接続の [ルートの変更] 列のチェック ボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
選択した接続がルート変更されます。
ヒント:
[ルートの変更] 機能を使用してホース接続を修正する場合、ソースおよびターゲット ルーティング パスを複数選択することもできます。Space キーを押してソース ルーティング パスの選択を終了します。
ヒント:
ルートを変更する場合は、新しいフォームのすべてのルーティング パスがルーティング詳細に含まれるようにします。これは、ルーティング詳細が不完全な場合 (方向変更の前後のルーティング パスのみが含まれる場合など) にはケーブル長さが長くなる可能性があるので、自由にルーティングしたケーブルの場合には特に重要です。
関連項目