接続とケーブルのルーティングが行われたあと、これらの接続 / ケーブルが通るルートがプログラムで認識されます。ルーティング パスの断面積と接続 / ケーブルの外径が既知である場合、プログラムはルーティング パスがすべての接続 / ケーブルを収容するのに十分に大きく寸法付けされているかどうかを予測できます。
[収容能力の計算] 機能では、手動ルーティング パス内に確保されたスペースに関するフィードバックを得られます。こうすることで、より短いけれども過剰割り当てになる別のパスを使用せずに、より空いているルーティング パスに強制的にルーティングするために特定のルートを変更する必要があるかどうかがわかります。
必須条件:
- プロジェクトを開いていること。
- ルーティング パス ネットワークとそれらのルーティング パスの断面積を定義していること。このためには、[トポロジ: ルーティング パスの断面] プロパティで、収容能力を計算するルーティング パスの断面積を単位付きで指定する必要があります。
- ルーティング パスを通る接続 / ケーブルに、外径が定義された部品が割り当てられている。
- ルーティング パス ネットワークで接続 / ケーブルをルーティングしている。
- メニュー アイテムの [プロジェクト データ] > [トポロジ] > [収容能力の計算] を選択します。
手動ルーティング パスの現在の収容能力が計算され、各ルーティング パスの [トポロジ: 収容能力] プロパティに取り込まれます。収容能力の計算はプロジェクト全体で実行されます。
ルーティング パスの断面積が指定されていない場合、その [トポロジ: 収容能力] プロパティは削除されます。
ヒント:
収容能力を回路図ページに表示するには、[トポロジ: 収容能力] プロパティをルーティング パスのプロパティ配置に追加します。このプロパティは収容能力をパーセントで示します。
関連項目