レポート テンプレートでは、レポートの設定を保存して再使用することができます。レポート テンプレートに基づいて、レポートを生成することができます。すでにレポート テンプレートに指定されているすべての設定が、レポートに使用されます。レポート テンプレートは、*.xml ファイルとしてインポートおよびエクスポートすることができます。
テンプレートから既存のレポートを再生成すると、既存のレポートは削除され、新しいレポートが生成されます。
ヒント:
同じレポート タイプの複数のレポート テンプレートを作成することができます。レポート テンプレート (0001) がすでに存在する場合、このタイプの別のテンプレートを作成すると、古いテンプレートを上書きするかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。[いいえ] を選択すると、同じ名前の 2 つのテンプレートが生成されるので、あとで名前を変更する必要があります。
条件付きレポート
レポート テンプレートを使用して、プロジェクト プロパティの条件を満たすレポートを生成できます。このためにプロジェクト フィルターを定義し、テンプレートに割り当てます。レポートの生成時に、現在のプロジェクトがプロジェクト フィルターのフィルター条件を満たす場合のみ、テンプレートからレポートが生成されます。
この機能は、次のように、異なるプロジェクト計画タスク用に、1 つの基本プロジェクトから (共通基準として) 2 つのプロジェクトを作成する場合などに便利です。
基本プロジェクトの設定
- フォーム A を使用して、タイトル ページ / カバー シート用の基本プロジェクトでレポート テンプレートを作成します。これは、最初のプロジェクト EPLAN_Demo 用に設計されるものです。このレポート テンプレートは Title_EPLAN_Demo と呼ばれます。
- フォーム B を使用して、タイトル ページ / カバー シート用の基本プロジェクトでレポート テンプレートを作成します。これは、2 番目のプロジェクト EPLAN_Test 用に設計されるものです。このレポート テンプレートは Title_EPLAN_Test と呼ばれます。
- プロジェクト フィルターにおけるフィルター条件としてプロジェクト プロパティを定義し、そのプロジェクト フィルターをレポート テンプレート Title_EPLAN_Demo に割り当てます。
プロジェクトの作成
- EPLAN_Demo プロジェクトと EPLAN_Test プロジェクトは基本プロジェクトから作成されます。
- レポート生成時に 2 つのプロジェクトを区別できるようにするために、フィルター条件としてプロジェクト フィルターで設定したプロジェクト プロパティを、最初のプロジェクト EPLAN_Demo に割り当てます。
プロジェクト レポートの生成
- EPLAN_Demo プロジェクトに関するレポートを生成するためにレポート テンプレートを使用する際には、レポート テンプレート Title_EPLAN_Demo が使用され、フォーム A からタイトル ページが生成されます。
- EPLAN_Test プロジェクトに関するレポートを生成する場合、レポート テンプレート Title_EPLAN_Test が使用され、フォーム B からタイトル ページが生成されます。
関連項目