回路図プロジェクト ("ソース プロジェクト") からのデータのレポートは、現在開いているプロジェクト ("レポート プロジェクト") で生成することができます。レポート プロジェクトのテンプレートで、データの生成元であるソース プロジェクトを指定します。
後続のレポートでは、レポート中にバックグラウンドで読み取るようにソース プロジェクトが開き、データが読み取られて、レポート プロジェクトにレポートが生成されます。その間、他のユーザーはソース プロジェクトの作業を続行することができます。このアプローチにより、レポート プロジェクトのレポートを更新することができます。
レポートのソース プロジェクト
レポート テンプレートにソース プロジェクトを入力する方法は、複数存在します。
- [レポート - <プロジェクト名>] ダイアログの [テンプレート] タブで、 ([新規]) ボタンをクリックして新規テンプレートを作成します。[レポートの選択] ダイアログが表示されたら、[ソース プロジェクト] フィールドを使用してデータ ソースを入力します。[...] をクリックして選択ダイアログを開き、必要なソース プロジェクトを選択します。
- 既存のテンプレートの場合、[テンプレート] タブには [ソース プロジェクト] プロパティが含まれています。ここにソース プロジェクトを入力するには、[値] 列の関連フィールドをクリックしてから [...] をクリックし、プロジェクト選択ダイアログに切り替えます。
これで、プロジェクト名は [レポート - <プロジェクト名>] ダイアログのレポートおよびテンプレート ツリー構造の最上位レベルに表示されます。テンプレートにソース プロジェクトが入力されると、そのテンプレートはこのプロジェクトの名前の下にリストされます。現在のプロジェクトの名前は必ず最上位に表示されます。
暫定的なレポート プロジェクト
日常的に使用する場合には、暫定的なレポート プロジェクトを作成する方法もあります。この方法では、回路図プロジェクトの暫定的なステータスがレポートされます。これには、最初にページ ナビゲーターで、ソース プロジェクトとしての役割を果たす回路図プロジェクトを選択します。続いて、レポート プロジェクトを生成します ([ユーティリティ] > [レポート] > [レポート プロジェクトの生成] メニュー アイテムなどを使用)。選択したプロジェクトのヘッダー データがコピーされ、ページのないレポート プロジェクトが生成されます。新しいレポート プロジェクトのレポート テンプレートには、正しいソース プロジェクトがすでに入力されています。その後、レポートが生成されます。
暫定的なレポートはレポート プロジェクトで生成されたので、編集を妨げるために回路図プロジェクトがブロックされることはありません。現在のバージョンと正式なレポートは、回路図プロジェクトに残ります。
注記:
選択したプロジェクトのレポート テンプレートにソース プロジェクトがすでに存在する場合、このエントリはレポート プロジェクトの生成時に保持されます。この場合、ソース プロジェクトが同時にレポート プロジェクトであるときには、興味深い結果となります (たとえば、レポート プロジェクトの目次がソース プロジェクトに表示されている場合など)。
[レポート プロジェクトの生成] ダイアログでは、すでに存在するプロジェクトを選択することもできます。これにより、既存のレポート プロジェクトを上書きすることができます。後続のプロンプトで [はい] を選択して確認すると、"古い" レポート プロジェクトは置き換えられます。
個別のテンプレートをレポート プロジェクトの基盤として使用する
レポートでは、選択したレポート テンプレートに基づいてレポート プロジェクトを生成することもできます。この場合は、[レポート - <プロジェクト名>] ダイアログの [テンプレート] タブで、[レポート プロジェクトの生成] ポップアップ メニュー アイテムを使用します。表示される [レポート プロジェクトの生成] ダイアログで生成したレポート プロジェクトには、ソース プロジェクトで選択されたテンプレートと、ソース プロジェクトのヘッダー データだけが含まれます。
関連項目