この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

モデル ビュー

モデル ビューは標準化されたビューであり、設置された実装面のビューです。モデル ビューは表示と図面作成のために使用されます。寸法表示など、エンクロージャ生産 (エンクロージャ設備) の追加情報は、標準のプラットフォーム機能を使用してモデル ビューに描画できます。

モデル ビューは 2 点を指定することで定義されます。標準ビューを作成した場合、3D ビューの内容全体がモデル ビューに収まるように拡大 / 縮小されて表示されます。設置された実装面のモデル ビューでは、設置された実装面とそこに配置されているアイテムだけが拡大 / 縮小されます。

モデル ビューはどのタイプのページにも挿入できます。

モデル ビューのコピーと貼り付け

注記:

モデル ビューをコピーすることは可能ですが、プロジェクト内でのみ行うのが理にかなっています。別のプロジェクトに貼り付けた場合、レイアウト スペースとモデル ビューとの間の内部参照が失われるため、グラフィックスのコピーだけが生成されます。このため、レイアウト スペース内での変更はモデル ビューのコピーに反映されなくなります。

配置オプション

モデル ビューはプロパティ ダイアログで直交ビューまたは等角ビューとして配置できます。

直交ビュー

直交ビューには [上] (1)、[下] (2)、[左] (3)、[右] (4)、[正面] (5)、[背面] (6) の各オプションがあります。

等角図ビュー

3 次元表示が 2 次元で表示される等角図ビューには、[南西等角図] (1)、[南東等角図] (2)、[北東等角図] (3)、[北西等角図] (4) の各オプションがあります。

4 つの等角ビューポイント (南東、南西、北東、北西) は、モデルの底面にコンパスを投影したときに、どの方向からモデルを見ているかを示します。Y 軸 (緑色) が北に設定されています。また、ビューポイントは 60°下に回転します。

モデル ビューでの斜面の表示

モデル ビュー内のビューポイントは、通常、レイアウト スペースの座標に基づきます。斜面 (コントロール パネルの前面など) は、直交ビューの面外にあって短くなるため、モデル ビューに実際の寸法では表示されません。したがって、寸法は実際の長さを示しません。

モデル ビューで斜面の寸法を正しく表示するには、[モデル ビュー: 実装面にビューポイントを適用] プロパティを使用します。[モデル ビュー] ダイアログの [ビュー] タブでこのプロパティがオンになっている場合、斜面上のアイテムのビューとその実装面が揃います。これによって、斜面上のアイテムもモデル ビューで正しく直交表示されます。そこに生成された寸法は実際の値と一致します。

関連項目