マクロは、プロジェクト ページにウィンドウ マクロまたはシンボル マクロとして挿入できます。ページ マクロを挿入する場合は、新規プロジェクト ページが作成されます。
一般的に、マクロは挿入時に分割されますが、プレースホルダー オブジェクトによりデータを変更することが可能です。
ウィンドウ マクロおよびシンボル マクロの挿入
必須条件:
- グラフィカル エディターでプロジェクト ページを開いていること。
- メニュー アイテム [オプション] > [設定] > [ユーザー] > [グラフィカル編集] > [マクロ] の下のグループ ボックス [プレースホルダー オブジェクト用の値セット選択ダイアログを開く] で [ウィンドウ マクロ挿入時] チェック ボックスをオンにしていること。
- 次のメニュー アイテムを選択します: [挿入] > [ウィンドウ マクロ / シンボル マクロ]。(さらに、ウィンドウ マクロとシンボル マクロはポップアップ メニューからも挿入できます。)
- 選択ダイアログで目的のマクロを選択します。[ファイル タイプ] フィールドを使用して、ウィンドウ マクロ (*.ema) とシンボル マクロ (*.ems) のいずれかだけでなく、両方のマクロ タイプ (*.ema、*.ems) を選択することもできます。
- 選択したマクロにバリアントが含まれる場合は、[バリアント] ドロップダウン リストを使用して、挿入するバリアントを指定できます。
- [開く] をクリックします。
マクロがカーソルに追従し、任意の場所に (シングル クリックで) 配置できます。
値セットがある場合は、次の [値セットの選択 - <プレースホルダー名>] ダイアログでプレースホルダー オブジェクトに適切な値を選択してください。挿入されたコンポーネントは、値セットのデータを含みます。
DT マクロにデバイス タグがあり、[オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [デバイス] > [番号 (オンライン)] メニュー アイテムで [マクロとコピーの挿入] グループ ボックスの [プロンプト] オプションを選択した場合、[挿入モード] ダイアログが開きます。このダイアログで、挿入されたマクロのデバイス タグを番号付けする方法を指定します。 - マクロはカーソルに追従したままになります。必要に応じてマクロの挿入を繰り返します。
- [アクションのキャンセル] ポップアップ メニュー アイテムまたは Esc キーで、アクションを終了します。
注記:
- マウスでマクロを配置するときに、次の追加のキーを使用することもできます:
Y キー + マウスの移動: マクロは、元の位置 (つまり、マクロが作成された位置) から水平方向にのみ移動できます。
X キー + マウスの移動: マクロは、元の位置 (つまり、マクロが作成された位置) から垂直方向にのみ移動できます。
Y キー + X キー: マクロは元の位置 (つまり、マクロが作成された位置) に固定され、移動できません。 - マクロにバリアントが存在する場合は、マウスでマクロを配置するときに別のバリアントを選択できます。バリアントを選択するには、Ctrl キーを押しながら、円を描くようにカーソルを動かします。他のマクロ バリアントが表示されます。
- マクロを再び挿入するとき、最後に選択したマクロが [マクロの選択] ダイアログで事前選択されています。
- ダイアログのグラフィカル プレビューの下には、コメント フィールドが表示されます。ウィンドウ マクロおよびシンボル マクロの場合は、ここにマクロの作成元のソース プロジェクトが表示されます。設定されている場合は、説明も表示されます。DXF / DWG ファイルから作成したウィンドウ マクロの場合は、このフィールドにマクロの "ソース" に関する注記のみが表示されます (DXF ファイルから作成されたマクロでは "DXF"、DWG ファイルから作成されたマクロでは "DWG" が表示されます)。
- ウィンドウ マクロまたはシンボル マクロの挿入時にマクロ ボックスも挿入する場合、[マクロ ボックスを挿入する] プロジェクト設定をオンにする必要があります。マクロ プロジェクトでマクロを準備する際に、マクロ ボックスを挿入するかどうかをマクロごとに個別に指定することもできます。マクロ ボックスでの [マクロ ボックスを挿入する] ドロップダウン リストによる設定がプロジェクト設定よりも優先されます。
ページ マクロの挿入
- 次のメニュー アイテムを選択します: [ページ] > [ページ マクロ] > [挿入]
- 選択ダイアログで目的のマクロを選択します (ページ マクロについては複数選択が可能です)。このとき、[ファイル タイプ] フィールドで、ページ マクロ (*.emp) に加え、ウィンドウ マクロ (*.ema) またはシンボル マクロ (*.ems) の選択条件を選択できます。
- [開く] をクリックします。
- [構造の適合] ダイアログで、プロジェクトのページ構造での、新規ページの配置を指定します。
挿入するページ マクロの数に応じて、このダイアログは (マクロごとに) 複数回表示されます。 - [OK] をクリックします。 このプロセスの続きはページをコピーする場合と同じです (「構造の適合」を参照してください)。
ページが作成されるか、上書きされます。
注記:
- マクロを再び挿入するとき、最後に選択したマクロが [マクロの選択] ダイアログで事前選択されています。
- 値セットがあるプレースホルダー オブジェクトがページ マクロに存在する場合に、ユーザー固有の設定である [ページ マクロ挿入時] が有効になっていると、ページ マクロの挿入時に [値セットの選択 - <プレースホルダー名>] ダイアログが開きます。
- ページ マクロでは、このダイアログのグラフィカル プレビューに 12 ページまで表示されます。マクロの作成元のソース プロジェクトが、このグラフィカル表示の下のコメント フィールドに表示されます。設定されている場合は、説明とページ数も表示されます。
自動生成されたページ マクロを選択した場合は、[マクロ: 説明] (ID 11057) プロパティが表示されます。ページ マクロに複数の説明が保存されている場合は、ページ マクロの最初のページの説明だけが表示されます。 - ページ マクロを挿入する場合は、ページ プロパティの特殊プロパティ [マクロ: 挿入者] (カテゴリ: "マクロ") を使用できます。ページ マクロを手動で挿入するときに、マクロを挿入しているユーザーが自動的にここに設定されます。
ヒント:
ドラッグ アンド ドロップを使用して、選択したファイルを Windows エクスプローラーからプロジェクトのグラフィカル エディターまたはページ ナビゲーターにドラッグすることで、マクロを挿入できます。ここでも、複数のページ マクロを選択することができます。
関連項目