原因

EPLAN でプロジェクトを作成する際に、特定のタイプのデバイス (端子台、プラグ、ケーブル、中継ポイントを含む) を識別子構造 ("上位階層機能" や "実装位置" など) で処理するか、連続番号付きのデバイスとして処理するかを任意で指定できます。このため、[プロジェクト プロパティ] ダイアログの [構造] タブには、これらの特別なデバイス タイプのための [上位] チェック ボックスがあります。このチェック ボックスをオンにし、表示 DT から接頭記号 "-" を除去した場合、連続番号が有効になります。

最新バージョンの EPLAN で、端子台、プラグ、ケーブル、または中継ポイントに構造設定 [上位] が使用されたプロジェクトを開きました。しかし、この設定は今後のバージョンではサポートされないため、回路図ドキュメントにエラーがない状態を維持するため、修正する必要があるデバイスがチェック ランによって示されます。特に、このメッセージには、[上位] 設定が無効になった場合に、デバイスが結合されるか、別のデバイスに割り当てられるかについての情報が含まれています。

解決方法

プロジェクトのすべてのデバイス タイプの識別子構造を統一します。

1. デバイスに関連付けられている機能のすべての表示 DT に接頭記号 "-" を付け、すべての機能が同じ DT に再び属するように、構造識別子を調整することによって表示 DT を修正します。
2. 新しいチェック ランを開始します。