このバージョンでは EPLAN プラットフォームが拡張され、ドッキング可能なプロパティ ダイアログが追加されました。プロパティ概要と呼ばれるこのダイアログはナビゲーターと同様に動作し、EPLAN メイン ウィンドウのさまざまな位置にドッキングできます。このダイアログを開くには、メニュー アイテムの [編集] > [プロパティ概要] を選択します。
利点:
プロパティ概要を使用すると、複数のプロパティ ダイアログを順番に開くことなく、異なるオブジェクトのプロパティをすばやく編集できます。このドッキング可能ダイアログは、重要なプロパティのみを表示するように設定できます。
このダイアログでは、1 つ以上の選択したオブジェクト (テキスト、グラフィカル要素、機能、セグメント) のプロパティを編集できます。選択したオブジェクトで目的のプロパティを表示するには、プロパティ構成に適切なスキームを選択または作成する必要があります。たとえば、グラフィカル要素では、付属の "グラフィックスの書式設定" スキームを使用します。それ以外の場合、プロパティの [値] 列に "データがありません" というエントリが表示されます。
スキームを作成するには、[...] を使用してダイアログを開きます。使い慣れた [プロパティの構成] ダイアログを使用して、プロパティを構成します。それぞれのプロパティの選択では、"テキスト"、"コンポーネント"、"セグメント"、"グラフィカル要素" の 4 つのソース オブジェクトのプロパティを選択できます。
プロパティ概要の詳細:
- プロパティ概要では、 (ツリー ビュー) および (リスト ビュー) ボタンを使用して、ツリー ビューとリスト ビューを切り替えることができます。ツリー ビューでは、ソース オブジェクトに従ってプロパティがグループ化されます。
- プロパティ テーブルの上の [フィルター] フィールドを使用して、プロパティ数を制限できます。表示されるプロパティの名前と値の両方が検索されます。
- プロパティが選択されている場合、このプロパティに関する追加情報がダイアログ下部に表示されます。
- 同じオブジェクトまたは異なるオブジェクトを複数選択できます。プロパティの値が異なる部分には、<<...>> エントリが表示されます。
- この機能強化の過程で、2 つのメニュー アイテム [機能に固有でないプロパティ] および [グラフィックスの書式設定] と関連ダイアログが、[編集] メニューから除去されました。これらの機能に対応する、構成可能なプロパティを持つスキームがプロパティ概要で使用できます。
注記:
[プロパティ (グローバル)] モードが有効化されていても、[プロパティ概要] ダイアログで分散機能をグローバル編集することはできません。
関連項目