EPLAN Fluid では "PLC ボックス (流体)" や "PLC 接続ポイント (流体)" などの新しい機能定義を使用して、流体動力の PLC アイテムを実装できます。
利点:
新しい機能定義を使用することで、PLC 機能を分野に従って別々に設定できます。流体動力で構成されている PLC デバイスを Siemens TIA Portal などの PLC 構成プログラムと交換できます。これにより、混合プロジェクトで分野をスムーズに交換できます。
回路図に PLC ボックスまたは接続ポイントを挿入すると、どのページ タイプで実行されているかがプログラムによってチェックされます。"流体動力回路図" タイプのページである場合、対応する機能定義が自動的に設定され、"PLC ボックス (流体)" または "PLC 接続ポイント (流体)" を挿入することになります。
流体動力の PLC 機能は電気工学の対応する機能と同様の動作をします。
- 流体動力固有の PLC 機能は PLC ダイアログとレポートに表示され、PLC データ交換の際に考慮されます。
- 対応する PLC アドレスは割り当てリストに表示され、そこで編集できます。
- PLC ナビゲーターで提供されているフィルターは、電気工学および流体動力固有の両方の PLC 機能を考慮します。
- "PLC / バス" クラスのチェック ランの実行時には、流体動力固有の PLC 機能が考慮されます。
番号付け
流体動力固有の PLC 機能の番号付けは PLC デバイスの設定に従って行われるため、フルード デバイスの番号付けとは異なる場合があります。これにより、流体動力と電気工学の両方の回路図ページが含まれている混合プロジェクトでも、PLC コンポーネントに一意の番号が付きます。
デバイス タグの採用
DT 採用に関して、流体動力固有の PLC 機能はその他すべての流体動力デバイスと同様の動作をします。フルード デバイスでの DT 採用が許可されていない場合、流体動力固有の PLC 機能は DT とプラグ名称のどちらも採用しません。この場合、すべての PLC 接続ポイントで個別に DT とプラグ名称を入力する必要があります。必要に応じて、これにはテーブル内編集機能を使用します。
関連項目