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QR コードの挿入と出力

QR コードは黒色と白色の四角いドットで構成されています。このようなコードはインターネット アドレス、電話番号、WLAN アクセス データなどのコード表示に使用されます。モバイル デバイスでコードを撮影してアプリを使用してこれを読み取ることができるようになったおかげで、このようなデータを入力するというわずらわしい作業が不要になりました。グラフィカル エディターで、新しいメニュー アイテム [挿入] > [グラフィックス] > [QR コード] を使用して、テキスト、インターネット アドレス、プロパティの QR コードを生成し、これをプロジェクト ページに表示できます。

利点:

QR コードを使用して、ドキュメンテーション内にハイパーリンクを保存し、印刷形式の QR コードをモバイル デバイスで読み取ってそれらのデバイスで開くことができます。

2 回クリックすることで QR コードの四角形の位置とサイズを指定すると、新しい [プロパティ (QR コード)] ダイアログが開きます。

[QR コード] タブの [ブロック書式] フィールドに、QR コードとしてプロジェクト ページ上に生成するテキストやインターネット アドレスを入力します。プロパティを QR コードに使用する場合、[...] ボタンを使用して [書式] ダイアログを開いてプロパティを選択し、必要に応じて区切り文字などのその他の書式要素を選択します。

QR コードの編集

[書式] タブでは QR コードの四角形の始点とサイズのみを調整できます。その他の書式設定は行えません。

編集時に QR コードの向きを変更することは禁止されているため、[編集] > [回転] または [編集] > [ミラー] を使用して QR コードを編集することはできません。

QR コードのジャンプ機能

生成された QR コードがインターネット アドレスまたは電子メール アドレスである場合、[ハイパーリンクを開く] ポップアップ メニュー アイテムを使用して、そのインターネット ページに移動したり、お使いのコンピューターにインストールされている電子メール プログラムを起動したりすることができます。

Ctrl キーを押すことによっても、ジャンプ機能を有効にすることができます。このときカーソルは手の形に変わります。

レポート ページ上の QR コード

QR コードをレポート ページに出力できます。このため、[プロパティ (プレースホルダー テキスト)] ダイアログの [配置] タブにプレースホルダー テキストのための新しいチェック ボックス [QR コードとして表示] が用意されています。このチェック ボックスがオンになっている場合、レポート時に指定されている値に基づいて既存の選択されているプロパティに QR コードが生成され、出力レポート ページに出力されます。

この方法によって、プロジェクトで使用されている部品のメーカー ページへのハイパーリンクを "デバイス タグ リスト" レポートに保存したりすることができます。

関連項目