エクスポートされた PDF ドキュメントでは、ジャンプ後のジャンプ ターゲットは赤色の点滅する枠によってマークされるようになりました。可能なジャンプ ターゲットとしては回路図ページや生成されたデバイス ページ上のデバイスなどがあります。PDF エクスポートの設定で [アーカイブ書式 PDF/A] チェック ボックスがオンになっている場合、赤色のマーカーは生成されません。また、既定の設定の変更など、その他の PDF エクスポートの改善が実装されています。
利点:
新しいジャンプ マーカーと、エクスポートの既定の設定が変更されたことにより、PDF 内でジャンプすることで、エクスポートされたページ間での移動が簡単になりました。
PDF エクスポートの既定の設定の変更
この拡張に伴い、PDF エクスポートの既定の設定も変更されました:
- ユーザー固有の設定 [ズームを使用する] が既定ではオフになっています。
- [ズーム レベル] 設定の値が "50.00 mm" / "1.9685 In" から "120.00 mm" / "4.7244 In" に変更されました。
(この設定ダイアログのメニュー パス: [オプション] > [設定] > [ユーザー] > [インターフェイス] > [PDF エクスポート]、[一般] タブ)
2D 実装パネルのメイン機能と補助機能間の移動
PDF ドキュメント内で、"パネル レイアウト" タイプのページにメイン機能および補助機能として配置されている 2D 実装パネル間の移動も可能になりました。
3D ビューでのレイアウト スペースからのプロパティ配置の表示
PDF エクスポートのあとで、レイアウト スペース内のアイテムのプロパティ配置を認識できるようになりました。PDF ファイル内の 3D モデルの表示されているプロパティは、レイアウト スペースでの表示と同じです。
関連項目