EPLAN-News

AutomationML 書式での PLC データ交換の機能強化

このバージョンでは、AutomationML 書式での PLC データ交換に関して次のような機能強化が行われました。
- PLC 構成プログラムのサポート: Rockwell Automation Studio 5000Siemens TIA Selection Tool
- デバイス固有の構成値のエクスポート
- 最新の AutomationML バージョン 1.1.0 のサポート
PLC データ インポートの機能も強化されました。この結果、PLC データ交換の安定性が向上しました。

その他の PLC 構成プログラムのサポート

次の PLC 構成プログラムでも AutomationML 書式での PLC データ交換が可能になりました。

このために、[PLC データのエクスポート] ダイアログで [PLC 構成プログラム] フィールドのドロップダウン リストからこれに対応する新しいエントリを選択できます。

デバイス固有の構成値のエクスポート

AutomationML 書式での PLC データ交換の際に、デバイス固有の構成値もエクスポート ファイルに出力可能になりました。このために、[設定: AutomationML エクスポート] ダイアログで新しいチェック ボックス [デバイス固有の構成値をエクスポート] を使用可能になりました。この機能を使用するためには別途ライセンスが必要です。

デバイス固有の構成値は部品管理で [プロパティの構成] ダイアログを使用してユーザー定義プロパティとして定義されています。AutomationML 書式での PLC データ交換の際にこれらのプロパティが考慮されるためには、[カテゴリ] フィールドに値 "PLC データ" を入力し、[割り当て] フィールドに値 "部品" を入力し、さらにチェック ボックス [部品参照についても認証] をオンにする必要があります。これらのプロパティの識別名内のプレフィックス (1 つ目のピリオドまでの文字列) はエクスポート時に削除され、インポート時に関連部品のデータから追加されます。

その他の機能強化

最新バージョンの AutomationML のサポート

このバージョンの EPLAN では、最新の AutomationML バージョン 1.1.0 がサポートされています。このために、[PLC データのエクスポート] ダイアログの [エクスポート ファイルの書式] フィールドで "AutomationML V1.1.0" エントリを使用できます。

"AutomationML V1.0.0" 書式でのエクスポートと比較して、次のような点が改善されました。

関連項目